2014年11月28日

11月12日(水)に、昭和女子大学望秀海浜学寮では、昭和女子大学健康デザイン学科4年生による「美カフェ」が行われました。
 
美カフェでは、昭和女子大学健康デザイン学科4年生の学寮研修プログラムの一環と、輝け☆健康「美」プロジェクトとして、望秀海浜学寮周辺地域の方々をお招きし、学びを活かした栄養や健康に関する情報提供を行いました。地域の方々との交流や、学びのアウトプットを目的としています。

第一部では、望秀海浜学寮周辺地域の方を対象に
 健康チェック・・・骨密度・握力・ヘモグロビン値等の測定
 肩こり・腰痛予防のエクササイズ
 学科教授(医師)による健康アドバイス 

 
 女子大生考案のランチ提供

皆さん熱心にお話を聞いたり、測定された数値に驚いてる方や、学生と一緒にエクササイズを楽しんでいる方等、栄養・健康に興味のある方ばかりでした。
ランチは、自宅で食べている料理よりも薄味という方もいらっしゃいましたが、控えめの味付けでも十分美味しく感じると大満足でした!!

午後からは第二部
那古小学校5・6年生を対象に「手作り」を通して作ることの楽しさ、さらに好き嫌いの多い野菜の美味しさを少しでも知ってもらいたいという考えのもと行われました
その様子をお伝えします。

 
 
 今から何が始まるのかどきどきです♪

まずは、カラフルな白玉だんごを試食してから、クイズです。
カラフルな白玉が何の味なのか、子どもたちからは色々な意見が。
実はこの白玉 野菜 なんです! わかりますか?!
野菜クイズに答えながら、正解を聞くと普段嫌いで食べない子はびっくり。
正解は、赤・・・トマトジュース、黄・・・カボチャ、緑・・・ホウレンソウ でした。
問題:「胃腸のほうき」と呼ばれている野菜はなんでしょう?
答え:ホウレンソウ

問題:土の中のにんじんは夜になると、なにをしているでしょうか?

この答えには子どもたちもびっくり!!     

答え:まわっている 

でした。にんじんは土の中でくるくる回転するそうです。

野菜について勉強した後は、バター作りです。
どうしてバターは固まるのか、先生が教えてくれました。勉強した後は、実際に作ってみます。
生クリーム・・・100ml
塩・・・1g
この2つの材料からバターができるんです。どうやってできるかは、ひたすら容器を振ります。
1000回以上振った班もありました。
こつは、生クリームをよく冷やすこと、ペットボトルなど振りやすい容器に入れ思いっきり振ることです。
 
できあがったバターで野菜をおいしく食べようということでじゃがバターでいただきました。
みんな家のバターより美味しい、お家で作ってみよう等感想がありました。
自分で作ると美味しいですね♪
最後に学生より、野菜についてのまとめのお話がありました。
今日は野菜について色々教わりました。那古小学校の児童からは、
「野菜のことがよくわかりました。にんじんが回っているのには驚きました。バター作りは家でもやってみようと思います。ありがとうございました」とお礼の言葉がありました。
その他にもこんな感想がありました。
・本当は野菜嫌いだけど工夫すれば食べられるようになるよね。
・今度はお姉さんたちと調理実習がしたいな。

・授業では料理を作ることだけになりがち(引率教諭談)。

・なんで昭和女子大?、平成女子大にすればいいのに。

・男は入学できないんだろうなぁ。

大学の方々より、那古小学校の皆さんはとても真剣に話を聞いてくれて、素晴らしい内容になりました。と感謝の言葉をいただきました。

昭和女子大学の皆さん、準備から当日までお疲れ様でした。
とても楽しい美カフェを体験できました。ありがとうございました。
是非また館山にお越しください。その時は那古小学校の子ども達に声をかけられるかもしれません。
 



2014年11月21日

第40回館山市親子写生大会 入賞作品決定

  平成26年11月3日(月)の文化の日に、館山市青少年相談員連絡協議会と館山市教育委員会が主催する第40回館山市親子写生大会が9月にオープンしたばかりの「アロハガーデンたてやま」旧南房パラダイス)にて開催され、相談員を含めて約220名の参加がありました。



    今回の写生大会は「アロハガーデンたてやま」さんのご厚意により、参加者は入園料無料で実施され、市内在住の保育園から中学生までの親子が参加しました。

 大会に参加した親子は、素晴らしい秋空の下で、レジャーシートや椅子に座ったり、開園間もない園内を見物したりしながら、思い思いの作品を描き、家族の絆を深めていました。

 

 

 提出された作品の中には力作も多く、作品を見た相談員達が思わず感嘆の声をあげてしまう良作もありました。

 大会主催者の館山市青少年相談員連絡協議会の羽田清司会長は

「この度は、アロハガーデンたてやまさんのご厚意により、入園無料で大会を実施できたこともあり、昨年の倍以上の参加者があり、とても嬉しいです。絵を描きながら親子がふれ合う光景を見ると心が和みます」
                                                               と微笑みながら話してくれました。

 

 なお、本大会の作品審査会は11月11日(火)に行われ入賞作品が決定しました。!!


  本大会の入賞作品は館山市のホームページに掲載しています。
  こちら↓↓をクリックしてください。



入賞作品は館山市図書館にて11月21日(金)から12月7日(日)まで展示を行っています。




2014年11月20日

安房地区公民館連携講座「見たり・聞いたり 安房の国」を開催しました!

安房地区の公民館が連携して開催している講座「見たり・聞いたり 安房の国」の第1回目を11月18日(火)に館山市コミュニティセンターを会場に開催し、安房地域の各市町から約100名の参加者が訪れました。


 
(講義の様子)
 

今回のテーマは「里見史は変わった-研究が進むと歴史は書き替えられる-」と題し、館山市立博物館 岡田 晃司 館長が講義を行いました。

午前中の講義では、近年の里見氏研究の進展により、昔から語られていた里見氏の歴史がいったいどのように変わったのか、なぜ違っていたのかを「天文の内乱」の経緯などを中心に解説しました。里見義実(よしざね)、義通(よしみち)などの人物像や義豊(よしとよ)の年齢について従来の説と近年の研究成果を比較しながら説明しました。


 
(稲村城跡)
 

午後からは、稲村城跡(館山市)、犬掛古戦場跡(南房総市)への現地学習を実施合戦地跡や里見氏が眠る墓を見学しました。


 
(犬掛古戦場跡)
 

各市町からの参加者からは、「里見の歴史の新説が明確に解ってとても良かった。」や「稲村城跡には初めて行きましたが、スケールの大きさを感じました。この地の歴史を知る事ができて、勉強になりました。」などの意見が寄せられました。



【安房地区公民館連絡協議会連携事業】「見たり・聞いたり 安房の国」

目 的安房地域のことを知りたい、学びたいという人を対象に安房地区公民館連絡協議会(安房地区4市町で構成)が開催している講座。ふるさと安房について学ぶこと、また、各市町からの参加者合同で講義を受けることにより参加者同士の交流を目的としている。

主 催安房地区公民館連絡協議会
主 管館山市中央公民館
講 師館山市立博物館担当課長・館長 岡田 晃司
参加者:96名(館山市24名・鴨川市22名・南房総市25名・鋸南町25名)※講義のみ参加3名

2014年11月18日

第5回安房学講座を開催しました!

11/16(土)、第5回安房学講座が開催されました。

今回は、元国立歴史民俗博物館教授・館山市文化財審議会委員山本 光正(みつまさ)先生を講師にお招きし、講演していただきました。テーマは「旅日記に見る安房」です。

講師の山本 光正氏

山本先生は日本近世史を専攻とされ、宿場や街道などについての著書も執筆されています。また、館山や安房地域の風土や歴史にも造詣の深い方です。

当日は40名以上の方にご参加いただきました!

ご参加、ありがとうございました!

旅日記とは、現在で言う紀行文のようなものです。「道中記」とも称されます。まだ遊山目的の旅行が一般的でなかった時代、寄った先々での出来事や金銭出納、その土地の名物などを旅人自らが記したもので、ガイドブック的な役割もはたしていました。

代表的なものは伊勢神宮善光寺など有名寺社への参詣道中記や、洒落本・滑稽本の『東海道中膝栗毛』になります。

千葉にも有名な成田山新勝寺がありますが、江戸庶民が安房への旅で記した旅日記はまったくといっていいほど残っていないのだそうです。理由として、江戸という大都市は人の出入りが多く、その分、物や文化などの流出も多いからだそうです。また、火災等の災害、近代以降は震災・戦争・再開発などの影響で、個々の家に残されていたと思われる古記録の類が失われてしまっているのも大きな要因だそうです。

今回は、その数少ない安房についての記述のある旅日記をピックアップし、お話ししてくださいました。

山本先生の講演は非常に分かり易く、かつユーモアに富んだ話ぶりで、レクチャールーム内には終始笑い声があがっていました。

身振りや手振りを交えて講演してくださいました!

次回の第6回安房学講座は東京大学演習林准教授當山 啓介先生を講師にお迎えし「大学実習林120年の歴史から見る社会の変遷」と題して講演を行います。
11月29日(土)午後1時30分から(開催日が予定と変更になりました。ご注意ください) “渚の駅”たてやま 海辺の広場レクチャールームでの開催となります。次回もぜひご参加ください。

2014年11月12日

いいとこ体験教室~大学文化祭おもしろたんけんin昭和女子大学

11月9日(日)、「大学文化祭おもしろたんけん」が実施され、館山市内小学生36名と安房高校生5名が参加しました。
今回のいいとこ体験教室は館山市を飛び出し、東京都世田谷にあります昭和女子大学キャンパスへ。
毎年夏休みに行われる「ワクワクウキウキ教室」の先生、昭和女子大学人間社会学部初等教育学科の皆様の協力のもと行われました。

そして今回はなんと!!大学文化祭に行ってきました!!!
昭和女子大学文化祭「秋桜祭

その時の様子を、ご紹介します!!

バスの中では、色々な学校からのお友達に少し緊張気味でしたが、昭和女子大へ到着すると初等教育学科の3年生がお出迎えです。会ったことのある学生を見つけると、自分から挨拶に行き、学生からも「久しぶり~元気だった?」の声が。
正門を入るとキャンパス内はたくさんの人です。楽しそうなものがいっぱいです。



 


オリエンテーションを行い、その後はいよいよ文化祭たんけんへ出発です!!
射的にスタンプラリー、プラバン等々子どもたちが楽しめる催しものがたくさん♪
 
 
昼食は学食や、美味しい出店で色々食べました。
焼き鳥、揚げパン、スープ、おだんご、たこ焼き、豚汁、カレー・・・たくさんありました!
初めての学食に感動したようです。
帰る頃にはすっかり仲良くなり、先生から離れたくありません。 
最後は先生に色々な質問です。
「大学はどのくらいの広さですか?」「生徒は何人ですか?」「男子は通えますか?」
丁寧に答えてくれました。みんな昭和女子大へ通いたくなってしまったようです。
小学生代表と、高校生代表からお礼の挨拶がありました。
「学生のみなさん、1年に1度しかない文化祭の日に、案内してくれてありがとうございました!貴重な経験ができました。」
 
最後は全員で記念撮影♪
また先生に会えるといいですね。
 
学生の皆さん、先生方ありがとうございました!
 
 
 


 


第49回安房地区社会教育振興大会が行われました

11月8日(土)鴨川市市民会館で「第49回安房地区社会教育振興大会」が行われました。

社会教育振興大会とは、

・趣旨
 生涯学習の時代を迎え、地域住民の社会教育に寄せる期待は増大しつつあり、社会教育の果たす役割がますます重要になってきている。
 この時期にあたり、社会教育関係者が一堂に会し、社会教育の今日的な課題の解決を目指すとともに、地域の各種団体等の学習成果の発表や活動の紹介等を通して、今後の安房地方における社会教育の一層の振興を図る。

・主催  安房地社会教育委員連絡協議会・安房地公民館連絡協議会
後援  千葉県社会教育委員連絡協議会

安房地区社会教育功労者表彰が行われ、4名の方が受賞され館山市からは3名の方が受賞されました。
館山市館野地区公民館長 安田隆一さん
館山市中央地区学習等供用施設職員 沼野和枝さん
館山市豊津地区学習等供用施設職員 鈴木喜美子さん
 
開会行事の後は、鴨川市の団体による実践発表でした。
団体名 『ひまわりキッズ&フルール』 代表 長谷川千恵 氏
※平成25年度「ライトブルー少年賞」受賞団体


 

アトラクションでは、
団体名 『NPO法人 鴨川現代バレエ団』 代表 長村順子 氏
 
 『鴨川少年少女合唱団』 代表 髙橋史郎 氏


 

 
どの団体もとても素晴らしい発表でした。
 
今後、安房地区の社会教育がより一層充実し、発展しますように。
来年は記念すべき50回の社会教育振興大会となるようです。 



 

2014年11月11日

歴史教室「わたしの町の歴史探訪-北条地区-」が開催されました!

11月9日(日)に歴史教室「わたしの町の歴史探訪-北条地区-」が開催されました!
歴史探訪とは、地域の寺社や路傍の石仏を訪ね歩く講座です。
歴史の勉強もでき、運動にもなると毎年ご好評いただいています。

今回は南町新宿長須賀エリアを巡りました。
コースは蛭子神社→金台寺→神明神社(新宿)→海蔵寺→安房高等女学校跡→八石三斗→来福寺→紅屋商店→小谷商店→稲荷→表町・裏宿→地蔵跡→酒のあきやま→熊野神社→境橋です。

歴史に詳しくなくても、解説があるので安心です。(南町エリアの金台寺)

参加者はなんと40名以上!(新宿エリアの海蔵寺)
身近な寺院やよく口にしている地名でも、意外と知られていない秘密があったりします。
地元の方からも「初めて知った」「こんな場所知らなかった」と驚きの声が飛び出していました。

このあたりの地名は塩と関係ある様子・・・?

長須賀の熊野神社の狛犬には秘密が・・・!?
今回の歴史探訪に参加された方も、残念ながら予定が合わなかった方も、北条地区のことをもっと知りたくなったのではないでしょうか?
館山市立博物館では、12月14日(日)まで新・地区展「北条―にぎわう安房の玄関口―」を開催中です。
安房の中心地・玄関口として、人々や物資・情報が集いにぎわう町、北条地区の歴史を紹介しています。


展示の一部

今月8日(土)に行われた第1回解説会には19名の方にご参加いただきました。

第2回展示解説会は12月13日(土)13:30からです!!
お誘い合わせのうえ是非ご来館ください!!


詳しくはこちら

皆さまのご来館をお待ちしております。



2014年11月10日

たてやまワクワク探検隊~親子で山登りに挑戦しよう~を開催しました!



(全体写真)

 館山市中央公民館講座「たてやまワクワク探検隊 ~親子で山登りに挑戦しよう~」を11月8日(土)に鋸南町津森山を含むコースで開催し、9家族23名が参加し、秋のひとときを気持ち良い汗を流し、絶景を楽しみました。


 
(登山の様子)

  
(雨でも頑張って歩きました!)

この講座は、自然に恵まれた地域の中で親子がともに野外体験活動を行い、身の回りの自然や文化に触れることを目的としています。
当日は、鋸南町佐久間ダム公園をスタート/ゴールとし、大崩を経由し標高336mの房総低名山の津森山の山頂を目指し出発。参加者の中には、4、5歳児の未就学子もおり、親子で手をとりながら懸命に歩きました。途中雨に降られ、人骨山の登山は中止したものの、参加者は自然の景色を堪能し会話を弾ませ親子や家族同士の交流を図りました。


(山頂に到着)

参加者の子どもたちからは、「山のてっぺんで食べるお弁当は、とてもおいしかった。」や「初めてあった子と友達になれて嬉しかった。」などの感想が聞かれ、また、一緒に参加した親御さんからは、「今回、子どもを連れて初の参加でした。景色を楽しみながら、子どもとコミュニケーションがとることが出来ました。このような自然体験は大人も子どもたちにも貴重な体験だと思いました。」などの声も聞かれました。


(子供たちは元気です!!)
 
(鹿?イノシシ?骨を見つけました!!)
 

講座の講師を務めた広場登山クラブ 代表 渡辺 隆祥 氏からは「このような登山イベントを実施して、みなさんが山に関心をもってもらえることは、非常にうれしい。途中雨に降られましたが、みなさんよく頑張りました。まだ、安房地域に素晴らしい山がたくさんあります。これからも様々なコースを提案していくので、多くの市民に参加してもらいたい。」と語っていました。
(広場登山クラブのみなさんに説明してもらいました!)

次回のたてやまワクワク探検隊は、3月14日(土)に「春を満喫!野草を食べよう!」を開催します。
 
たてやまワクワク探検隊「親子で山登りに挑戦しよう~」 

概  要自然に恵まれた地域の中で親子がともに野外体験活動を行うことで、身の回りにある自然や文化、歴史について学び「ふるさと館山」の再発見、再認識を図るとともに、原体験を通じて、大勢の中で仲間意識やモラルを学ぶとともに家族間のコミュニケーションを深め、参加者同士の交流を図ることと、自然体験活動を通じて「子育て」という人生の限られた時間を親子で共有し、豊かな心と家族の絆を育む機会として開催する講座。
講  師広場登山クラブ(代表:渡辺 隆祥 氏)全8名
参加者数:9家族23名(男13名女10名 内子ども13名)
 
館山ワクワク探検隊「親子で山登りに挑戦しよう~」photo
 
(様々な植物が咲き誇っていました)
 
 
みなさんハイチーズ!
 

 


 
参加者の皆さんお疲れ様でした! 
 
 
※ この講座の写真は参加者の同意のもとに撮影しています。