2016年9月14日

【図書館で「夏のおはなし会」を開催しました!】


館山市図書館では、8月25日(木)10時30分から「夏のおはなし会」を開催しました。夏休みの期間ということもあり、曜日を変えて、60分の拡大バージョンで盛りだくさんのプログラムでした。

子どもやその保護者約70人が集まり、図書館でおはなし会のボランティアを行っている「館山子どもの文化研究会」による語りや絵本の読み聞かせ、ブラックシアター、影絵、紙芝居などを楽しみました。

ブラックシアター「プレゼント」では、プレゼントの箱にみんなでおまじないをかけると、「おばけ」や「妖怪」、「なつのドリル」「かき氷」などが飛び出し、大喜び。最後に箱から出てきたのは、「スイカ?」「メロン?」と思いきや、夏の夜空に広がる花火のプレゼントに、歓声が上がっていました。

その他、紙芝居や絵本の読み聞かせや手袋人形などの盛りだくさんのプログラムで楽しみ、メインの影絵「モチモチの木」では、壁に映し出された映像と音楽に合わせて、読み聞かせが行われました。主人公の豆太が怖さを忘れ、冬空の下、おじいさんを助けるために、一生懸命に暗い夜道を走るシーンでは息をのみ、モチモチの木が輝く様子に、会場全体が引き込まれていました。

 

おはなし会の様子を少しだけ紹介します。













★夏のおはなし会のプログラム
1.おはなし「ブラックさんとブラウンさん」
2.紙芝居「ねずみきょう」
3.絵本読み聞かせ「あまいとうもろこしカタイトウモロコシ」
4.てあそび 「キャベツはきゃっきゃっきゃっ」
5.紙芝居「子そだてゆうれい」
6.ブラックシアター「プレゼント」
7.わらべうた 「もどろうもどろう」
8.影絵「モチモチの木」
9.手袋人形「カラスの親子」

次回のおはなし会は、

児童向け 9月24日(土)14:00~
幼児向け10月 7日(金)10:30~
を予定しています。

みなさん、どうぞご参加ください。

 

投稿・お問合せ

館山市図書館
 館山市北条1740
電話:0470-22-0701
E-mailtosyokan@city.tateyama.chiba.jp

 

2016年9月6日

【博物館・図書館の合同企画「なつやすみ宿題大作戦」を開催!】 


8/5(金)、8/19(金)午前10時から、「なつやすみ宿題大作戦~調べよう!たてやまのこと~」を開催しました。

博物館学芸員と図書館司書が、テーマ設定の方法や調べ方のコツを分かりやすく説明したあと、実際に館内見学等を行いました。
 
 
博物館内を見学する様子(8/5)
 

図書館編(8/19)では、渡邉館長が今回の講座を夏休みの宿題に役立ててください!と挨拶をし、図書館司書がテーマ設定後の図書館の調べ方を説明後、館内の見学を行いました。
 
▲渡邉館長のあいさつ
 
 
▲紙の本は「巻子」とよばれる巻物が一番最初の形です。
 
▲調べものの強い味方は百科事典。子ども向けのものもあります。
 
     
▲「OPAC」(資料の検索システム)が利用できると、興味のある
キーワードから、図書館にある資料が調べられます。
 
▲図書館の本は「日本十進分類法」という分け方で
仲間分けされ、棚に並べられています。
 
▲普段はなかなか見られない「閉架書庫」です。
図書館には、こんな古い資料もあります。
 



その後は、博物館の学芸員から、「観察の仕方」についての話を聞きました。

気になるものができたときに、これはどう使うのか、何でできているのか等、まずは、観察をすることが大切です。


▲この道具は、昔の人が使っていたものです。何をする道具でしょうか。
▲実際にさわらせてもらいました。見た目よりも、重たいです。
 
 
柄杓(ひしゃく)のような形をしていますが、中に熱い炭を入れて、底の部分を使いますというヒントをもらいました。

答えは、「火のし(アイロン)」でした!




次は、衣類を観察してみましょう。
 
▲これは、なんでしょう?

▲着物としては、袖が短く、動きやすくできています。
というヒントをもらいました。
 

これは、農作業をするときや戦時中に着ていた着物で、動きやすさが重視されています。

この着物の下には「もんぺ」というズボン形の着物を履きました。

 

今回の「なつやすみ宿題大作戦」を開催した博物館学芸員、図書館司書からは、自分で興味を持ったテーマが見つかったら、まずは観察してみましょう。そして、わからないことは、博物館で調べたり、図書館で資料を探してみましょうと話がありました。

 

参加いただいた皆さん、お疲れさまでした。