館山市中央公民館講座“たてやまワクワク探検隊 「春を満喫!野草を食べよう!」”を3月14日(土)に館山市コミュニティセンター周辺で開催しました。
当日は、天候に恵まれ、親子4組、15名の参加者が様々な野草を採取し春を満喫しました。
この講座は、自然に恵まれた地域の中で親子がともに野外体験活動を行い、身の回りの自然や文化に触れ「ふるさと館山」を再発見、再認識してもらうことを目的としています。
講師(説明員)には、安房生物愛好会のメンバーを招き、食べられる、食べられない野草の見分け方や種類などを説明したのちに、野草の採取ポイント(大網・南条方面)へ移動しました。
(採取の様子)
参加者はヨモギ、フキノトウ、ノビル、セリ、タンポポ、ノカンゾウ、つくしなど講師に聞きながら採取しました。
コミュニティセンターに戻ってからは、6品の調理(天ぷら、おひたし、サラダ、炒めも、味噌和え、そば・うどん)を行い、満面の笑みで試食をしました。
(調理の様子)
講座を終えた子どもたちからは、「タンポポやつくしがたくさん採れて嬉しかった。」や「自分で採ってきた、野草を料理して、美味しく食べられて良かった」と感想を述べていました。また、参加した親御さんからは「昔は自然の中で遊んだりすることは、当たり前だったが今は違います。このような自然に触れることができるイベントに子どもたちと参加出来、楽しませてもらいました。」様々な声が聞かれました。
(完成品)
講師を務めて安房生物愛好会のメンバーからは、「子どもたちに野草を採るだけではなく、山を歩いたり、樹木を見たりと自然を満喫してもらえてすごくうれしく思う。」と語っていました。
今年度の中央公民館主催講座「たてやまワクワク探検隊」は、今回で終了となります。
たてやまワクワク探検隊「春を満喫!野草を食べよう!」
概要:自然に恵まれた地域の中で親子がともに野外体験活動を行うことで、身の回りにある自然や文化、歴史について学び「ふるさと館山」の再発見、再認識を図るとともに、原体験を通じて、大勢の中で仲間意識やモラルを学ぶとともに家族間のコミュニケーションを深め、参加者同士の交流を図ることと、自然体験活動を通じて「子育て」という人生の限られた時間を親子で共有し、豊かな心と家族の絆を育む機会として開催する講座。
講 師:安房生物愛好会 山形
達哉 氏、山口 雅彦 氏、諏訪 文二 氏
参加者数:4家族 15名(男9名・女6名 大人5名・こども10名)