10月に雨天中止になった第33回の歴史探訪を今回改めて実施しました。
今回も雨天ではありましたが、36名の方に参加していただきました。
昨年秋に開催した里見氏安房国替400年特別展第Ⅰ期「里見氏の遺産・城下町館山―東京湾の湊町―」で紹介した史跡を中心にまわりました。
コースは城山公園駐車場→枡形→仙台藩役所跡→食い違い道→長福寺→菱沼跡→本蓮寺→妙台寺→御霊山→宇和宿→鹿島堀→大膳屋敷跡→里見重臣屋敷伝承地→城山公園駐車場
解説を熱心に聞かれる参加者の皆様(長福寺) |
あいにくの天気でしたが、多くの方に参加していただきました(長福寺) |
*普門山長福寺。真言宗の寺院。寛正元(1460)年創建。新井浦の名主だった嶋田三郎兵衛家が大檀那でした。遭難した仙台藩士の墓などもあります。
立派なマキの樹木や墓石がたくさんあります(三福寺) |
*観立山三福寺。浄土宗の寺院。文明3(1471)年創建。里見義康が三福寺住職の望みを聞いたところ「河流を寺領として貰いたい」と言ったとされます。
(神明神社) |
*建長元(1249)年に安西八朗が伊勢神宮より勧請しました。真倉村の鎮守です。
道沿いの角に今も使える古井戸があります(采女の井戸) |
*里見忠義の重臣・印東采女の屋敷の井戸を、今も采女の井戸と呼んでいます。また、館山城の城内にはかつて大膳山があり、そのふもとに里見家一門衆の頭、正木大膳の屋敷があったと伝えられています。
お疲れ様でした(城山公園駐車場) |
*雨の為多少のコース変更はありましたが、13:00~16:00まで3時間にわたり城山周辺の歴史を紹介しました。身近な史跡や石造物を改めてじっくり見ることができました。
只今館山市立博物館本館にて里見氏安房国替400年特別展第Ⅱ期「里見氏の遺産―古文書―」が開催中です。
【開催期間】
平成27年2月14日(土)~3月22日(日)
【展示解説会】
3月14日(土)13:30~
館山市立博物館本館 企画展示室
御来館おまちしております。