『ハッピーファミリー「みんなで話そう子どもの個性!わくわく親子遊びつき」』
が開催され、12組30名の親子が参加し座談会や親子遊びを楽しみました。
講師には、NPO法人たからばこの会員を招き、参加した保護者などに体験談などを語り、悩みを共有する交流の場となりました。
第1部ではグラデーションスカーフをひらひらさせたり、カラフルなパラシュートを使って、風を感じたりしながら親子遊びを実施しました。子どもたちは大はしゃぎしながら喜んでいました。
(↑写真:親子遊びの様子↑)
第2部では、たからばこの会員が発達障がい児の子育てなどについて語りました。
「最初は娘の障がいに気付けなかった自分をずっと責めていました。でもそんな中、あまりしゃべらない娘に慰められました。また、多くの人に出会い自分はひとりではないと気づきました。」などの体験談などを語りました。
講座に参加した親御さんからは「子どもはバルーン遊びがとても気に入ったようです。周りの子たちと同じように遊んでくれて良かったです。」や「たからばこの会員の皆さんの話に聞き入ってしまいました。私自身も子どもに求めすぎたり、急がせたりするところがあります。今日のお話を聞いて、子どもを愛おしく想うことがすべてだと思いました。大変参考になりました。」などの声が聞かれました。
(↑写真:座談会の様子)
また、講師の同法人の武田氏は「発達障がいは生まれつきの脳の障がいのために起こると考えられていますが、まだ原因はわかっていません。決して親のしつけや子どものわがままではありません。発達障がいはものの見方、言葉、人との接し方、運動などみんなと同じようにできないことがあります。個性には強い人、弱い人、ほとんどない人と様々です。いろいろな個性を持つ子どもたちがいますが、ありのままを受け入れてほしいです。」と語っていました。
「NPO法人たからばこ」は、自閉症やAD/HD、学習障がいなどの発達障がいを持つ子どもたちの抱える困難と彼らの世界の素晴らしさを多くの方に知ってもらい、彼らが自分らしく生きられる社会を作ることを目的として、講演会などを通して、障がい児やその保護者などを支援している団体で、安房地域を中心に活動をしています。
「子育て支援講座 ハッピーファミリー」は、館山市健康課、中央公民館、元気な広場の共催事業で、「子育てに必要な様々な情報の提供や子育て中の方が共に友達づくり、子育ての情報交換ができる機会を提供すること」を目的とし、毎月様々な講座を元気な広場などで開催しています。