今回は、国士舘大学非常勤講師の高木 博彦先生をお招きし、ご講演いただきました。
テーマは、安房考古学散歩 ー黒曜石を求めて海上散歩ーでした。
講師の高木博彦先生 |
高木先生は、以前館山市立博物館の学芸主幹を務めていらっしゃいました。
講座には50名以上がご参加いただきました。
今回は、黒曜石についてご講演していただきました。
黒曜石とガラスは同じ非晶質で、人間が人工的につくったのがガラスで、溶岩によって自然に出来たものが黒曜石だそうです。基本は一緒だということに驚きました!
旧石器時代や縄文時代に黒曜石を神津島から房総半島に運ばれたお話や当時運搬に使われただろう舟のお話などもありました。
先生のお話はわかりやすく、なごやかな雰囲気で皆さん聞いていました。
館山市立博物館にも黒曜石を展示してありますので、実物をご覧になりたい方は是非ご来館下さい。
次回の安房学講座は、2月6日(土)13:30~15:30(海辺の広場レクチャールーム)です。
テーマは、「明治天皇の大嘗会と安房」。
講師の先生は、宮内庁書陵部研究員 宮間 純一氏をお招きしてしております。