10月4日(土)、第4回安房学講座が開催されました。
今回は立正大学仏教学部教授の寺尾 英智先生を講師にお迎えし、「日蓮と安房」について講演していただきました。
講師の寺尾 英智先生 |
寺尾先生は日蓮宗の僧侶でもあり、誕生寺についてのご著書も書かれるなど、多方面で活躍されています。
まずは日蓮聖人について・・・鎌倉時代の仏教の祖で、鎌倉仏教の宗旨のひとつ日蓮宗の宗祖です。
貞応元年、千葉県安房郡小湊に誕生しました。(幼名・善日麿)
12才でに清澄に入山、寝食を忘れて学問や修行に打ち込み、
虚空蔵菩薩に「日本一の智者となしたまへ」と祈願されました。
その後16歳で出家得度。
天台宗清澄寺の道善房を師として正式に出家し、名を「是聖房蓮長」(ぜしょうぼうれんちょう)と改めました。
清澄寺は、今では日蓮宗として知られていますが、13世紀後半の鎌倉時代は、“天台宗”だったらしいです!!
みなさんご存知でしたか? ひとつ賢くなりました(*^_^*)
今回、安房とゆかりの深い日蓮がテーマという事で、72名という大勢の皆さまに参加いただきました。*ありがとうございます*
日蓮が安房国で誕生してから61歳で入滅するまでの生涯、そして日蓮の出家・修行・開宗の寺としての清澄寺の変遷について、わかりやすく解説していただきました。
参加者の方々も熱心に耳を傾けて、あっという間に2時間が過ぎ・・・
最後に参加者の日蓮宗の教えとは・・・との質問に
法華経「南無妙法蓮華経」を無心で唱えることだと説明していただきました。
参加者の方々も熱心に耳を傾けて、あっという間に2時間が過ぎ・・・
最後に参加者の日蓮宗の教えとは・・・との質問に
法華経「南無妙法蓮華経」を無心で唱えることだと説明していただきました。
次回の第5回安房学講座は、元国立歴史民俗博物館教授で館山市文化財審議会委員の
山本 光正氏を講師にお迎えし、「旅日記に見る近世の安房地方」と題して講演を行います。
11月15日(土)午後1時30分から
“渚の駅”たてやま海辺の広場レクチャールームでの開催となります。
次回もぜひご参加ください!
“渚の駅”たてやま海辺の広場レクチャールームでの開催となります。
次回もぜひご参加ください!