今回のテーマは「南房総における海軍15年史の総括・・・消長遷移と史的意義を考える」。昭和5年開隊の館山海軍航空隊のほか、終戦までに館山地域を中心に開隊した館山海軍砲術学校や洲ノ埼海軍航空隊、さらには本土決戦に備えて基地建設と編成準備が進められていた出来事等について、旧軍記録資料に基づく検証を加えて、事実関係の整理と史的意義について、館山地域史研究会会長・公益社団法人隊友会館山支部長 川村 巌 氏を講師に招き、講義を行いました。
講座の参加者からは「館山の近代史の一部を知ることができて良かった。」や「館山砲術学校のあった場所を見学してあったので、現実の話として重く聞けた。」などの声が聞かれました。
次回(第5回)のふるさと講座は、日本民俗学会会員の田村勇氏を講師に招き「西国漁民タロベエとイシゴラヨソベエの伝承」と題し11月22日(土)に同会場で開催されます。詳しくは《ここをクリック》してください。
ふるさと講座(4回目)
概要: 館山市を中心とした「ふるさと」に潜在する地域資源について、知りたい、学びたいという市民等を対象に、中央公民館で20年以上継続して実施している事業。地域の歴史、生活、自然等をテーマに開催している講座で、今年度は全8回の予定。
主 催:館山市中央公民館
講 師:館山地域史研究会会長・公益社団法人隊友会館山支部長 川村
巌 氏
テーマ:「南房総における海軍15年史の総括・・・消長遷移と史的意義を考える」参加者数:82名(男60名 女22名)【講義】