今回のテーマは「房総の日待(ひまち)・月待(つきまち)信仰」。講師には千葉県文化財保護協会 理事長 早川 正司 氏を招き、庚申信仰(こうしんしんこう)と並んで代表的な民間信仰の1つである日待・月待信仰について、現存する供養塔を基に、信仰の実態について講義が行われました。
この信仰の原形は太陽と月の信仰で、日の出、月の出を拝した行事であったが、近世は講中により供養の証しとして多くの石塔がたてられた説明や、安房地域にも多くみられる石塔の様子について、画像を交えながら講義が行われました。
次回の第8回ふるさと講座は、安房生物愛好会 会長 小林洋生 氏を講師に招き、「南房総地域における外来動植物」と題し、来年1月16日(土)に同会場で開催されます。
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平成27年度 ふるさと講座(7回目)
概要: 館山市を中心とした「ふるさと」に潜在する地域資源について、知りたい、学びたいという市民等を対象に、中央公民館で20年以上継続して実施している事業。地域の歴史、生活、自然等をテーマに開催している講座で、今年度は全8回の予定。
主 催:館山市中央公民館
講 師:千葉県文化財保護協会 理事長 早川正司 氏
テーマ:房総の日待(ひまち)・月待(つきまち)信仰
参加者数:52名(男33名 女19名)【講義】