安房学講座実行委員会(館山市文化財保護協会・館山市立博物館)が毎年開催している安房学講座が今年度もスタートしました!
第1回は、千葉経済大学教授の菅根幸裕先生を講師にお迎えし、「六十六部廻国聖について」をテーマにお話しいただきました。
講師の菅根先生 |
金丸市長も参加しました |
六十六部廻国(ろくじゅうろくぶかいこく)は、日本全国を巡る最大の巡礼で、江戸時代まで盛んに
行われていました。
また、聖(ひじり)とはそれを行う宗教者のことです。
今回は、安房国山本村(現在の館山市山本)の権右衛門が諸国を巡った際の「納経帖」を
中心に取り上げ、巡礼ルートや、所要日数などの特徴についてお話しいただきました。
「納経帖」とは、すなわちご朱印帳のこと。
最近、若い方の間でも「ご朱印集め」が流行っていますが、皆さんが使われているご朱印帳もいつか大事な歴史資料になるかもしれません・・・。
当日は77名もの方々にご参加いただき、皆さん熱心に聞き入っていました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
参加者で埋まる会場! |
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次回の安房学講座は7月18日(土)に開催します。
講師は、千葉県文化財保護協会理事の綿貫啓一先生で、「房総と浮世絵」をテーマにお話し
いただきます。
ぜひ、ご参加ください!
※詳細および年間スケジュールは、以下のページをご覧ください。