(講義の様子)
今回のテーマは「宮彫りの名工 房州後藤流・初代義光の彫技」。平成27年に生誕200年を迎える安房の代表的な宮彫師「初代 後藤義光」の生涯や作品などに焦点を当て、寺社彫刻研究家・彫刻家の稲垣 祥三 氏を講師に招き、講義、現地学習を行いました。
午前中の講義では、初代 後藤義光に関する年表や家系図などを資料に、安房地域の寺社、山車、屋台、神輿に施されている彫刻作品について、スライドを使い説明しました。
午後の現地学習は、光明院、海南刀切神社、小網寺、鶴谷八幡宮の順に訪れ、初代後藤義光が手掛けた実際の彫刻作品の見学をしました。
(光明院)
(海南刀切神社)
講座の参加者からは「身近な寺社や神輿などに義光の作品があることを知れてとても良かったです。」や「山車などの彫刻の素晴らしさがよくわかりました。今度のお祭りの時は義光の彫刻をじっくり観てみたいと思います。」などの声が聞かれました。
(小網寺)
(鶴谷八幡宮)
ふるさと講座(3回目)
概要: 館山市を中心とした「ふるさと」に潜在する地域資源について、知りたい、学びたいという市民等を対象に、中央公民館で20年以上継続して実施している事業。地域の歴史、生活、自然等をテーマに開催している講座で、今年度は全8回の予定。
主 催:館山市中央公民館
講 師:寺社彫刻研究家・彫刻家 稲垣 祥三 氏
テーマ:「宮彫りの名工 房州後藤流・初代義光の彫技」
参加者数:57名(男41名 女16名)【講義】
33名(男23名 女10名)【現地学習】