今日は神様もこの日を楽しみにしていたかのような晴れ渡った青い空!!
毎年、2月19日~21日にかけて行われている行事。
約90個の里芋を山型に積み上げて、
飾りを付けた大きな神への供え物を一対作り、
茂名の鎮守である『十二所神社』に奉納して一年の豊作を
祈願することから『茂名の里芋祭り』と呼ばれています(^^)♪里芋は、氏子の家々を2軒1組とするツミバンナカマ(積み番仲間)と
呼ばれる組織を単位に栽培、供出され、
年番制で担当するトウバン(当番)の家で供え物に仕立てて、
翌、20日の午前中には区長、神職、総代、トウバンらが列をなして神社へと奉納されます!!
今年のトウバン、石井 嘉九美さん宅 |
今年のトウバン(当番)の
石井 嘉九美さん宅に
お邪魔させていただきました(^^)
石井嘉九美さんは、
二度目のトウバンだったそうです!!
『孫の世代まで伝承していきたい』と
お話されていました(°∀°)!!
十二所神社までもう少し(^^)!! |
区長、神職、総代、トウバンと、
列をなして『十二所神社』へ向かいます♪山型に積み上げた里芋の他にも、
お餅、尾頭付きの鯛など
奉納するようです(^^)☆
茂名の鎮守である、十二所神社♪ |
山を少し登ったところにあります♪
階段の手前には、茂名の里芋祭りに
ついてとても見やすくて、
わかりやすく書いてある看板が
あったりします(^^)☆
茂名の里芋祭りは、畑作物である里芋を用いて、
神様への供え物を作るところに特徴があります!!
里芋祭りは日本の畑作文化と儀礼を考える上で貴重な例といえます!!
時代の変化に伴い、祭りの形は部分的に変化していますが、
トウバン、ツミバンナカマといった、祭りを支える組織が変わらず
受け継がれている点もとても重要です(・∀・)
本当に後世にのこしていきたいですね☆
来年も見学させていただきたいと思いました♪
そして…
カメラマンはいい写真を撮ろうと、走ったり、登ったり
大変なんだと勉強になった1日でした(^^;)