2012年2月8日

シリーズ安房国礼観音(^^)番外 水月堂!!


続けての安房国礼観音は
番外 水月堂』をご紹介いたしまーす(・∀・)!!



水月堂
(すいげつどう)
山号:福聚山観音寺
(ふくじゅざんかんのんじ)
本尊:千手観世音
(せんじゅかんぜおん)
住所:安房郡鋸南町勝山406
電話:0470-55-0122(小早川宅)





ご詠歌:ありがたや 千手の糸を つずみ来て じひ(慈悲)のみもとで 今ぞきるらん


大智庵本堂裏の山裾にやすらぎ地蔵の祠があり、
横の階段を上がると水月堂が建っています(^^)☆

お堂は文和4年(1355)の創建とされています♪
元禄16年(1703)の大津波で多数の死没者がでたとき、通称千人塚に供養されたが、
捕鯨集団-醍醐組(だいごぐみ)でも、3代目醍醐新兵衛の兄弁之助や
親戚などに犠牲者を出したそうです…(・ω・`)


3代新兵衛明定(あきさだ)は、元文5年(1740)に死没者の冥福を祈るためと、
危うく助かった父・祖父・自分達に対する仏の加護に感謝して、
江戸の仏師に観音像造像を依頼し、初代新兵衛の墓がある大黒山の麓に
水月堂を建て観音様を安置したのが現在の水月堂であるとされています(≧▽≦)!!


お堂の横には身代わり観音の石碑が建てられています(^^)





ちなみに勝山捕鯨の歴史は、里見水軍の血を引く
世襲制の捕鯨集団である醍醐家の歴史で、
代々新兵衛を名乗ったそうですよ(^∀^)♪