テレビ東京のクイズバラエティ番組「和風総本家」で、館山市長須賀の金切鋏「君万歳久光」が紹介されます。
【放送日時】 5月23日(木)午後7時58分~午後10時54分
「和風総本家」は、和に関する様々な物事を取り上げ、日本の良さを伝えようという番組で、今回の2時間スペシャルでは、「メイド・イン・ジャパン」のモノと、そこに込められた日本の職人のこだわりや技が紹介されます。
「和風総本家」 http://www.tv-osaka.co.jp/ip4/wafu/
「君万歳久光」は、ドイツの楽器職人が愛用するよく切れる金切鋏をテーマとするなかで取り上げられます。この楽器職人は 、南房総市千倉町の「ろ政」製の鋏を使用していますが、すでに廃業しているため、「ろ政」の先祖元にあたる「君萬歳久光」が紹介されることになりました。
この金切鋏は、日本の草分け的な存在で、日露戦争(明治37(1904)年~明治38(1905))の激戦地203高地で、ロシア軍が張り巡らした鉄条網を切るために使われたことで、一躍有名になりました。
鉄条網を「久光」の鋏で切断できたことで旅順要塞が陥落し、この時以来、この鋏の銘を「君万歳久光」と称するようになったと言われています。
今年2月に、館山市長須賀の工房に取材が入り、加藤高一郎(71)さんが製作する「君万歳久光」の作業工程が収録されました。
皆さん、是非ご覧下さい。