2013年12月26日

子ども講座「影絵芝居をつくろう」

11月2・9日(土)に子ども講座が開催されました。
影絵の一人芝居に挑戦!ということで、2日間にわたり影絵の人形を作り、
ストーリーも考え、実際に演じるところまでを楽しく学びました。

講師にお招きしたのは、ホケキョ影絵芝居の鷹巣篤さん。
















初日は身近にある材料(牛乳パック・割り箸など)で人形を作りました。
女の子やうさぎ、魚など思い思いの登場人物の絵を下書きして。

鷹巣さんは参加者一人一人の絵をチェックし、アドバイスをしてくれました。
「真正面ではなく横を向いている絵がいいよ」
「目が分かりやすい方が演じるとき表情がでるよ」などなど。

光をあてて作り出す影絵の人形づくりのポイントを、見本を交えて丁寧に
教えていただきました。



























































人形の仕上げと、演じるためのお話作りを宿題にして、さあ2日目。

図書館の集会室を真っ暗にして、広げた傘にライトをあてて、舞台は完成。
参加者の皆さんは家族やお友達で、家で考えてきたお話で人形を動かし
演じてみました!





















ちょっとドキドキでとても楽しい、影絵の一人芝居に挑戦!の時間でした。

文芸講座 「詩と絵画 ~安房の芸術~」

館山市図書館創立70周年記念事業として
9月22日(日)に文芸講座を開催しました。


講師には、昨年館山市立博物館(渚の博物館)で開催された
『青木繁「海の幸」オマージュ展』のギャラリートークの講師を務められた、
NPO法人青木繁「海の幸」会理事ワシオ・トシヒコ氏をお招きしました。


絵を評価する仕事について、
18世紀のヨーロッパでは主に詩人が評価していた歴史があること、
そして現在の評価の方法について学びました。


またワシオ氏と館山のつながりは、
青木繁の絵を修復し保存したいとの気持ちから始まったことに触れ、
安房で過ごした2人、青木繁と若山牧水の共通点や作品についてのお話がありました。


詩人であるワシオ氏の最新作
「安房の岸辺で ―もしも私が初めて絵を描くとしたら―」の朗読もありました。
















上の写真の絵は、ワシオ氏の最新作の詩を詠んで、
実際に抽象画家に絵として表現して描いてもらった絵だそうです。
ご覧いただけますか?
ブルーとグリーンの境界にホワイトの細い線。


ワシオ・トシヒコ氏の著書や青木繁、若山牧水に関する本は
図書館で貸出することができます。


「詩集 晴れ、のち<3.11>」 ワシオ・トシヒコ氏 著 
                    (土曜美術社出版販売)

「若山牧水全歌集」 若山牧水 著 (短歌新聞社)

親子クッキング教室を開催しました!

 

12月15日(日)に館山市コミュニティセンターを会場に「親子クッキング教室」が開催され、館山市内の親子12家族28名が参加し、料理作りを楽しみました。

 同市中央公民館、農水産課、健康課の3課が連携して行っている料理教室で、講師には、デリス・ド・キュイエール川上文代料理教室主宰、料理研究家として活躍している、館山クッキング大使の川上文代さんを迎えて開催しました。


 
 
 


 
  今回のテーマは「乳製品を使った料理」
「アボカドとトマトのシュリンプサラダ」「手作りニョッキのクリームソース」「栗とクリームチーズのモンブラン風」の3品に挑戦しました。

 調理の前には、市農水産課の職員から地産地消についての市の取り組み、館山でとれる地元食材のPRを行いました。また、今回の料理にも地元の野菜のロマネスクを使用しました。

 教室は、川上先生のデモンストレーションを挟みながら、親子で協力し合い調理に挑戦。包丁を使う我が子をヒヤヒヤしながら見守る親の姿が印象的でした。子どもたちは、ニョッキの生地作りが楽しかったようで、たたいたり、こねたりの作業を一生懸命行い、開始から2時間ほどで、各班とも無事に完成し、満面の笑みで試食をしました。

 参加した子どもたちからは、「初めての参加だったけど先生の説明は、すごくわかりやすく楽しく料理が出来ました。次も参加したいです。」や「ニョッキは初めて作ってすごく楽しく、おいしくできました。今度は自分で作ってみたいと思いました。」

また、参加した親御さんからは「家では、危ないと思い、出来るだけ包丁は持たせないようにしていましたが、今回やらせてみて、違う一面を垣間見ることが出来ました。これからは、家でもやらせてみようと思いました。」などの声が聞かれました。

講師の川上文代さんからは「親子で一緒に料理をすることでコミュニケーションも深まる。子どもも自分で作って食べるとあまり好き嫌いをしなくなる。また、地元のおいしい食材を使って、料理をして作ることも食べることも楽しんでほしいです。」と語っていました。




親子クッキング(千葉県牛乳普及協会委託事業)
 
概要:千葉県牛乳普及協会委託事業として、乳製品を題材に実施する事業。
料理教室を通じて、親子の交流、食育の推進、地産地消、ふるさとに伝わる  食文化(おらがごっつぉ)、地域食材を活用した観光産業への発展などを視点に市中央公民館、農水産課、健康課と連携し、親子対象で行う料理教室。
講 師:館山クッキング大使 川上 文代 
テーマ:乳製品を使った料理
参加者数:12家族28名

第4回たてやまオープンカレッジ開催を開催しました!

  館山市中央公民館では、12月14日(土)に中央学院大学 館山セミナーハウスを会場に教養講座「たてやまオープンカレッジ」(4回目)を開催しました。

この講座は、市民生活に直結した現代的課題をテーマに、市民が心豊かに生活を楽しんでいただくため、生活に役立つ知恵などを知ってもらう目的で中央学院大学との共催事業として実施しています。

 4回目となる今回は、中央学院大学 商学部教授の山本 憲志郎  を講師に招き、“「活断層と地震」~断層トレンチ、震度と地形(地質)の関係~”と題して開催。

現在、国民の防災意識が高いことが象徴されるように、今年最多の44名が参加する中、講義が行われました。

日本列島周辺のプレートや活断層の分布状況などについての説明では、「日本列島の陸上部には確認されているだけで、2千本もの活断層があり、日本列島は圧縮されており、常に力がかかり続けている。」と、日本が地震多発国であることの理由を解説。

また、よく耳にするマグニチュードの定義や気象庁による震度階級の示し方や阪神淡路大震災を事例に「淡路島付近の活断層が動き、震源の深さが14㎞と非常に浅いことが大きな被害をもたらした原因。」などの解説を行いました。

講義に参加した受講者からは「断層のずれの説明や断層から離れている海側の平野は、倒壊率が高いということは、館山市に住む者として参考になりました。」などの声も聞かれた。また、「関東大震災以降大きな地震が起きていないが関東地方は今後いつ起きるか?」などの鋭い質問もあり、地震に対する感心の高さが伺えました。

 講義を終えた山本教授からは「講義時間が少なくて、もう少し1つ1つ丁寧に説明がしたかった。参加者のも皆さんは熱心に聴いてくれて感謝しています。」

また、参加者からの質問に対しては、「館山市を含む関東地方もいつ地震が起きてもおかしくなく状況。この先何十年も活断層に力が加わり続けていくことで、大きな地震が発生する可能性がある。」と語っていました。



次回(最終回)のたてやまオープンカレッジは、同会場で2月8日(土)に開催される。
 
 
たてやまオープンカレッジ(4回目)
概要市民が心豊かに生活を楽しんでいただくため、生活に役に立つ知恵の紹介などを中央学院大学の教授、准教授を講師に迎え、全5回で中央学院大学館山セミナーハウスで開催する講座。
主 催:中央学院大学 館山市中央公民館
講 師商学部教授 山本 憲志郎 
テーマ:「活断層と地震」-断層トレンチ、震度と地形(地質)の関係-
参加者数:44名(男32名 女12名)

ハッピーファミリー 家族みんなで「ものづくり」~お正月のお飾りを作ろう~」を開催しました!

 
 
 平成25年11月28日(木)と12月12日(木)に館山市コミュニティセンターを会場に『ハッピーファミリー 家族みんなで「ものづくり」~お正月のお飾りを作ろう~」を2回に分けて開催し、総勢34名が参加しました。

同講座は、生涯学習課、公民館職員が講師役を務めました。参加者は2人1組になり、自分たちの手を器用に使いながら、ワラの編み込みに挑戦しました。
 
 

お飾りづくりを初めて約30分後、悪戦苦闘しながらも見事なお飾りを完成することが出来ました。

参加した親御さんからは、「初めて作りましたが、上手く作れて良かったです。」や「自分で作ったお飾りには愛着を感じますね!」などの声が聞かれました。
 
 
 
子育て支援講座 ハッピーファミリー 
家族みんなで「ものづくり」~お正月のお飾りを作ろう~ 
 
概要館山市健康課、中央公民館、元気な広場の共催事業で、「子育てに必要な様々な情報の提供や子育て中の方が共に友達づくり、子育ての情報交換ができる機会を提供すること」を目的とし、毎月様々な講座を元気な広場などで開催する講座。
参加者数:8組18名(内こども10名)…11/28
     7組16名(内こども9名)…12/12

博物館 年末年始のご案内

館山市立博物館より、年末年始の開館状況をお知らせいたします。
(館によって休館日が異なりますのでご注意ください!)

◆館山市立博物館本館

休館日:12月29日(日)~2014年1月3日(金)


館山市立博物館本館


◆渚の博物館(館山市立博物館分館)

休館日:12月28日(土)~2014年1月1日(水)

渚の博物館(博物館分館)


◆館山城(八犬伝博物館)

休館日:12月29日(日)~12月31日(火)


館山城(八犬伝博物館)

なお、館山城(八犬伝博物館)は、下記のとおり
臨時開館いたします!

臨時開館期間:2014年1月1日(水)~1月3日(金)
開館時間:10:00~15:00(入館・受付は14:30まで)
観覧料:小・中・高生 100円(60円)
        一  般 200円(150円)

※( )内は、20名以上の団体料金です。
※通常と開館時間・観覧料金が異なりますのでご注意ください。


館山城は現在改修工事中のため、観覧に際して一部制限がございます。
ご迷惑をおかけしますが、なにとぞご了承ください。→詳細はコチラ


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今年一年、たくさんの方にご来館いただき、ありがとうございました。
これからも魅力的な展示を行えるよう、博物館はもっともっと頑張ります!

皆様、どうぞよいお年をお迎えください!!

祝!!子ども博士200人誕生!!!

12月20日(金)、館山市役所応接室にて「たてやま子ども博士認定式」がとり行われました。
今回の認定式では、市内小学生7名の認定式がおこなわれ6名が出席しました。

今回の認定式では、「祝!子ども博士200人誕生」となりました。
子ども博士とは・・・

市内小学1年生~6年生を対象に、「はっけんでんカード」のスタンプが全て(50個)貯まると、子ども博士に認定されます。
スタンプをためるには、市が企画したイベントに参加したり、放課後子ども教室など、子ども市民大学に認定された行事に参加するとスタンプがもらえます。
館山市の広報誌「だんだん館山」にも子ども市民大学が認定されるプログラム一覧が掲載されていますので、是非チェックしてみてください。

その認定式の様子を少しみなさんに紹介いたします。

50個全てためたということは・・・、
50回行事に参加したということになります。すごいことです。
出山教育長から、「認定証」と「記念メダル」が授与されました。
 

 
50個スタンプをためる中で思い出に残っていることを話してもらいました。

「楽しかったのは、昭和女子大学に行って食堂でご飯を食べたことです。」
 
「わかしおスポーツが半分以上だけど、親子でチャレンジソフトバレーボールに参加して、友達に誘われバレーを始めました。大変だったけど、今バレーで友達ができ楽しかった。」

「ソフトバレーからわかしおスポーツのバレーを始めました。50個集めるのは大変だったけど、ためてよかったです。」
 
「小学校1年からためて初めてたまりました。ためになったのは、親子クッキング教室です。家で作れる料理を作ってみようと思った。」
  
「放課後子ども教室や夏休みのイベントに参加して一番楽しかったのは、毎年行くワクワクウキウキ教室です。これからも参加したいです。」
 
「小学校2年から4年生でためました。放課後子ども教室でお茶大の先生が教えてくれた海藻押し葉が楽しかったです。これからもためたいです。」

と、話してくれました。
最後は、教育長からお祝いのお言葉をいただきました。

「普段学校の勉強等忙しい中、時間を大事に使って50個ためる、2回目は100個ためたことになる。つみ重ねが立派です。皆さんには、
・やってきたことをお家の人、友達に話して欲しい
・感想にあったバレーが面白くなってきたのでもっとやってみようという「意欲」を大事にして欲しい
・普段の勉強でも「あれ調べてみよう」を大事にして欲しい
そして、色々なことにチャレンジして下さい。おめでとうございます。」

と、お祝いの言葉をいただきました。

本当におめでとう!!

これからも学校以外でもたくさん「遊んで」「学んで」くださいね。
楽しみながら、たくさんの思い出と一緒にこれからもスタンプをためてください。
300人、400人とたくさんの子ども博士に会えることを楽しみにしています。

子ども市民大学についてもっと知りたいという方は、
生涯学習課・社教文化係(TEL:0470-22-3698)までお願いいたします。

2013年12月24日

子育てセミナーが開催されます

日時:平成26年1月18日(土)、3月23日(日)、5月18日(日)、6月22日(日)、            
7月27日(日)14:00~15:30

会場:菜の花ホール(館山市北条1735)

主催:一般社団法人 倫理研究所 家庭倫理の会 房総

対象:乳幼児~思春期頃のお子さんを持つ両親

参加費:200円

定員:30名 ※定員になり次第締切 ・ 託児キッズルームあり

お問合せ先:太田優子 080-6598-0637、石井恵美子 090-4949-5996

2013年12月19日

「第六回 安房の伝統芸能まつり」が開催されます

日時:平成26年1月19日(日)12:30開場 13:00開演 入場無料

会場:千葉県南総文化ホール 大ホール

主催:千葉県南総文化ホール

後援:千葉県・館山市・館山市教育委員会・房日新聞社・ほか

◆出演団体◆
小戸区初午保存会(舞)
木更津総合高等学校 和太鼓部(和太鼓)
正調木更津甚句保存会(民謡)
多田良区岡天満会神楽保存会(舞)
若萩会(民謡)
神戸小学校、七浦小学校、関豊小学校、鋸南中学校、白浜小・中学校

いいとこ体験教室~大学おもしろたんけんin昭和女子大学

12月14日(土)、「大学おもしろたんけん」が実施され、館山市内小学生21名と安房高校生3名が参加しました。
今回のいいとこ体験教室は館山市を飛び出し、昭和女子大学へ。

毎年夏休みに行われる「ワクワクウキウキ教室」の先生、昭和女子大学人間社会学部初等教育学科の皆様の協力のもと行われました。那古にあります昭和女子大学望秀海浜学寮ではなく、東京世田谷にあります昭和女子大学のキャンパスをたんけんしました!

その時の様子を、ご紹介します!!
バスの中では、「ワクワクウキウキ教室で先生にお手紙を書いたら返事がきたの。今日はその先生いるかな?」と待ち遠しい様子です。とても良いお天気で、アクアラインからの綺麗な富士山を眺めながら三軒茶屋にあります昭和女子大学に到着です。正門を入ると子どもたちからは「きれ~い」「広い~」などの声が。
3・4年生の学生が出迎えてくれました。会ったことのある学生を見つけると、自分から挨拶に行き、学生からも「久しぶり~元気だった?」の声が。

教室に案内されてまずは感動です。入り口には、手作りのかわいい門が置かれ、黒板に窓にかわいいデコレーションがほどこされていました。

開講式を終えて
まずは・・・
講義、校内見学に出発です!
5班に分かれ、「介護」「法律」「体育」「表現」4つの講義を見学しました。
「介護」講義は1年生です。先生から、「再来年の館山プログラムには、この学生がいくかもしれないから会えるかもしれないよ。」と。スクリーンが天井から下りてきて、プロジェクターを使った授業に夢中です。

「法律」の授業では、教室入って緊張です。静かな中、学生が真剣に机に向かっています。この授業では始めに、新聞の記事を読んでA4用紙に自分の意見をまとめるそうです。あまりの静かさに、子どもたちからは怖いの声が。先生が子どもたちを教壇に立たせてくれました。
あまりの静かで真剣な様子に圧倒され、教室を出ると子どもたちからは質問がたくさん。
「机の上の厚い本は何?」「私の授業とは全然違う。あんなに静かな時間がない。」「法律っておもしろい。」
 「体育」の講義では、先生が最新のプールを見せてくれました。なんと、プールの床が10㎝~160㎝まで上下するんです。この日は、授業がないので冷めないよう床を上へ上げ、ふたをしている状態でした。そこから50㎝まで床を下してくれて、この深さぐらいで幼稚園が使うんだよと説明してくれました。床は床暖房。裸足でもぽかぽかです。子ども達からは、「泳ぎたい!」の声が。

「表現」の授業では、学生が人形劇の制作を行っていました。舞台から人形まで全て手作りだそうです。実際に人形を触ったり、説明をしてくれました。
  校内の見学では、オーロラホールを見せてもらい、幼稚部からある校内を外も中も案内してくれました。音楽室では、一人ずつ練習できるピアノ室を見せてもらい、防音の部屋で子どもたちも思い切りピアノを弾いていました。
図書館では、子ども達の生まれた年の新聞を見せてくれたり、色々な教科書を見せてもらいました。小学校の図書館とは違い、本の多さ、カードをかざしての入館システムなど羨ましい施設です。

構内の見学では、昭和女子大学キャンパス内には白雪姫に登場する7人の小人が生活していて、日が暮れると家に帰り、朝になるとまた学校にやってくるそうです。
そして面白いのが毎日7人の小人の現れる場所が違うそうです。
1日で7人の小人全員に会えると素敵なことがおこるそうで、子ども達も一生懸命探しました。
7人見つけた班もあれば、5人しか見つからなかった班も。

ということで、
普段通っている小学校と違うところなど、大学について説明してもらいながらたんけんしました。
たんけんをしながら、子ども達の質問はいっぱいあり、帰ってくるとしおりのメモは書くところがなくなるほどでした。
さあ、昼食です。
初めての学食体験。子ども達はお姉さんにメニューや食券の買い方を教わり、各々好きなものを一緒に食べました。どうやら一番人気はラーメンのようです。

午後は、3教室に分かれ質問タイムです。
大学生に、
大学についてのことはもちろん
 
「どうしてこの大学を選んだんですか??」
「大学生になって楽しいことは何ですか??」
「バイトは何をしてますか??」
 
などなど・・・
普段どのように生活しているのかも
教えてもらいました。

学校の先生を目指している高校生からは、卒業後の進路であったり、
 時間の使い方などの質問がありました。
 
大学生からは、
「大学は授業を自分で選び、自分で時間を作れる。自分次第で色々なことに挑戦できるし、経験できる。楽しいですよ。」

と教えてもらいました。

質問タイムの最後は、学生が準備してくれたゲームを楽しみました。
ゲームが楽しくて、感想文を早く書いてもう1回のリクエストまで。
 

まだまだ、お姉さんと過ごしたい子ども達でしたが
今回はこれでたんけんは終了。

たんけんに行った小学生からは、

「大学は、自分で勉強するところなんだ。私も色々勉強したい。」

「色々わかりやすくせつめいしてくれて、とっても楽しかった。」

「那古の寮は、ワクワクウキウキ教室で行ったことがあったが、大学に来て昭和女子大学に通いたいと思った。」

と、感想をいただきました。

また、高校生からは、

「講義を体験できたこと、生の声を聴けたことはとても貴重な時間でした。今後の進路に生かしたいです。」

「オープンキャンパスに参加するより、細かい所や、色々聞けてよかった。もっと大学のことが知りたくなった。色々教えていただき、充実した1日となりました。」

等、オープンキャンパスとは違った体験をしたようでした。
小学生とも友達になって、楽しく一日を過ごしていました。
最後にみんなで記念撮影

「大学」を知ることをとおして、
参加した小学生は、

これから無限に広がる自分の将来について
考えたり、
大学は自分で学ぶ難しいところだが、
楽しい時間を自分次第でたくさん作れること、
 
学校生活でも、私生活でも
色々な経験ができること、

大学に入るためには
勉強をしなければいけないこと

などなど、大変なことや楽しいこともたくさん発見していました。

今日学んだことを、毎日の生活に生かしてくれたら嬉しいです。

参加された小学生・高校生の皆さんお疲れ様でした。
ご協力してくださった、昭和女子大学の皆様ありがとうございました!!

2013年12月12日

12月7・8日 安房子連JL講習会が行なわれました!!~in鴨川青年の家~


12月7日(土)・8日(日)、千葉県立鴨川青年の家にて、安房子連主催ジュニアリーダー初級認定講習会が行なわれました。
講習会には、館山市・鴨川市・南房総市・鋸南町の3市1町の小学5・6年生 81名が集まりました。

研修生は、レクや子ども会の組織について学び、自分の子ども会行事の際にリーダーとして活動することを目的としています。
また、館山市では「ジュニアリーダースクラブ」があるので、6月の講習会とあわせて3回以上の参加をすると、「館山市ジュニアリーダースクラブ」に所属することができます。

つまり、この講習会に参加することで

・他市町の子と仲良くなることができる
・メンバーと協力することの大切さを学ぶ
・レクや子ども会についての知識が増える
・子ども会活動で、活躍することができる
・中学生になったら、リーダースとして活動することができる
・自分の身の回りのことを自分でできるようになる

など、学校では教えてくれないことがたくさんあります。
講習会の運営を行なうのは・・・「ジュニアリーダース」とよばれる中高生14名です。
この日のために、館山市・南房総市のジュニアリーダース(中高生)は部活の合間をぬって、準備をしてきました。


今回の講習会のテーマは
「Be the One ~みんなでつくる一つの物語~」
1日目みんな受付を済ませて開講式です。自分の学校以外のお友達がたくさんです。
これから2日間ルールーを守って楽しく過ごしましょう!


研修1「子ども会とジュニアリーダーについて」です。
講師は鴨川青年の家の職員であり、自身がジュニアリーダースとして活躍されてきた川上先生です。
とてもさわやかなお兄さんが、子どもたちの良きお兄さん、お姉さんになるために「安全・けじめ・公平・公正・笑顔」が大事ということをお話してくれました。子ども会の活動・ジュニアリーダースの役割を体験談をふまえて、ゲームを交えて行いました。
 
ジュニアリーダースが企画したレクでは、みんな思い切り体を動かし楽しみました。その後は、食事をして、夜の研修キャンドルサービスです。
 
 お風呂に入り22時消灯です。みんな寝るかな?!
 
 
2日目は、朝のつどいラジオ体操から始まります。
眠たい子どもたちもしっかり体を動かして、残り1日頑張りましょう!!
 
午前中はウォークラリー、午後が2日間を振り返っての壁新聞作りです。
各班協力して全員完成・発表立派にできました。
 
 
全ての研修を終えて閉講式です。
研修生代表が、2日間の感想と、お世話になった皆様へ感謝の言葉を話しました。

 
研修生の皆さん、お疲れ様でした。新しい友達ができたり、レクやジュニアリーダーについて学んだり、キャンドルサービスをしたり・・・と充実した1泊2日になりましたか??
リーダースの皆さんもお疲れ様でした。
準備会議では、プログラムの詳細をきめたり、レクの練習をしたり・・・
当日はリーダース同士が協力して進めていけましたね。
この経験を、日常生活にも役立ててください。
また、反省会でお会いしましょう。
 そして、育成者の皆様、鴨川青年の家・所員様ありがとうございました。
最後に各市町事務局の皆様、お疲れ様でした!!
たくさんのご協力があって、無事に講習会を行なうことができました。
皆様ありがとうございました。





2013年12月8日

第7回安房学講座を開催しました!

12/7(土)、今年度第7回目の安房学講座を開催しました。
安房学講座は、館山市文化財保護協会と館山市立博物館で組織された安房学講座実行委員会が開催する講座です。
今回は専修大学文学部湯浅治久教授を講師に迎え、「安房の棚田と中世房総の村」と題してお話をしていただきました。
講師の湯浅先生は日本中世史がご専門で、今年の3月まで市川歴史博物館の学芸員をされていました。

講師の湯浅先生。ありがとうございました!


講座のテーマは「棚田」。棚田というと、鴨川の大山千枚田をイメージすると思いますが、歴史的に棚田の成り立ちを追ってみると、房総には他にも棚田が存在するということが確認できるそうです。
また、棚田は「丘陵台地型」、「山沿型」、「谷底平地型」、「山間型」、「臨海型」の5つの型に分類され、大山千枚田は「丘陵台地型」と「山沿型棚田」に該当するということでした。
棚田学会という学会もあり、湯浅先生も所属されていらっしゃいます。


棚田学会のPRをする湯浅先生。
手にしているのは学会誌『日本の原風景・棚田』!


はじめに、現在も安房の棚田として有名な「大山千枚田」をとりあげました。
中世には大山千枚田は大山寺の敷地内にあり、棚田の開発や維持に大山寺が関与していたことが推測できるそうです。大山寺が雨乞いの霊場であることも、棚田との関わりがあるのではないかということでした。

次に、中世房総の村の成立を地形図などを参考に解説していただきました。村が成立するポイントは「水」であり、良質な水を確保できる河川周辺の谷奥が開発され、そこに棚田もつくられました。村が開発されると周辺に寺社ができ、仏像や棟札が残されます。それらの記録によって、その村が中世以来の村であるということが確認できるということです。

そして最後に、安房国朝夷郡久保郷の棚田についてお話していただきました。この久保郷は、これまで上総国に比定されてきましたが、金沢文庫に伝わる年貢の帳簿に出てくる地名を検証した結果、安房の久保郷(現在の南房総市久保・南房総市千倉町久保周辺)であるということが確認されました。現在も「真野」や「安馬谷」といった地名が残っていますが、このあたりの谷が中世以来の棚田であるということでした。「宣旨枡」という古い枡を使用していることも、この棚田が古い棚田であることの証になるそうです。

現在、大山千枚田は多くの人々の手によって保存・活用されていますが、このような棚田は中世の頃から存在していたということがわかりました。

今回も多くの方にご参加いただきました!


次回の第8回安房学講座(今年度最終回です!)は、國學院大學神道文化学部教授の笹生衛氏を講師に迎え、「富士山の古代信仰」と題して講演を行います。1/11(土)13:30から海辺の広場レクチャールームにて行いますので、ぜひご参加ください。よろしくお願いします。
※1月の安房学講座は第2土曜日です。ご注意ください。