12月15日(日)に館山市コミュニティセンターを会場に「親子クッキング教室」が開催され、館山市内の親子12家族28名が参加し、料理作りを楽しみました。
同市中央公民館、農水産課、健康課の3課が連携して行っている料理教室で、講師には、デリス・ド・キュイエール川上文代料理教室主宰、料理研究家として活躍している、館山クッキング大使の川上文代さんを迎えて開催しました。
「アボカドとトマトのシュリンプサラダ」、「手作りニョッキのクリームソース」、「栗とクリームチーズのモンブラン風」の3品に挑戦しました。
調理の前には、市農水産課の職員から地産地消についての市の取り組み、館山でとれる地元食材のPRを行いました。また、今回の料理にも地元の野菜のロマネスクを使用しました。
教室は、川上先生のデモンストレーションを挟みながら、親子で協力し合い調理に挑戦。包丁を使う我が子をヒヤヒヤしながら見守る親の姿が印象的でした。子どもたちは、ニョッキの生地作りが楽しかったようで、たたいたり、こねたりの作業を一生懸命行い、開始から2時間ほどで、各班とも無事に完成し、満面の笑みで試食をしました。
参加した子どもたちからは、「初めての参加だったけど先生の説明は、すごくわかりやすく楽しく料理が出来ました。次も参加したいです。」や「ニョッキは初めて作ってすごく楽しく、おいしくできました。今度は自分で作ってみたいと思いました。」
また、参加した親御さんからは「家では、危ないと思い、出来るだけ包丁は持たせないようにしていましたが、今回やらせてみて、違う一面を垣間見ることが出来ました。これからは、家でもやらせてみようと思いました。」などの声が聞かれました。
講師の川上文代さんからは「親子で一緒に料理をすることでコミュニケーションも深まる。子どもも自分で作って食べるとあまり好き嫌いをしなくなる。また、地元のおいしい食材を使って、料理をして作ることも食べることも楽しんでほしいです。」と語っていました。
親子クッキング(千葉県牛乳普及協会委託事業)
概要:千葉県牛乳普及協会委託事業として、乳製品を題材に実施する事業。
料理教室を通じて、親子の交流、食育の推進、地産地消、ふるさとに伝わる 食文化(おらがごっつぉ)、地域食材を活用した観光産業への発展などを視点に市中央公民館、農水産課、健康課と連携し、親子対象で行う料理教室。
講 師:館山クッキング大使 川上 文代 氏
テーマ:乳製品を使った料理
参加者数:12家族28名