2013年12月19日

いいとこ体験教室~大学おもしろたんけんin昭和女子大学

12月14日(土)、「大学おもしろたんけん」が実施され、館山市内小学生21名と安房高校生3名が参加しました。
今回のいいとこ体験教室は館山市を飛び出し、昭和女子大学へ。

毎年夏休みに行われる「ワクワクウキウキ教室」の先生、昭和女子大学人間社会学部初等教育学科の皆様の協力のもと行われました。那古にあります昭和女子大学望秀海浜学寮ではなく、東京世田谷にあります昭和女子大学のキャンパスをたんけんしました!

その時の様子を、ご紹介します!!
バスの中では、「ワクワクウキウキ教室で先生にお手紙を書いたら返事がきたの。今日はその先生いるかな?」と待ち遠しい様子です。とても良いお天気で、アクアラインからの綺麗な富士山を眺めながら三軒茶屋にあります昭和女子大学に到着です。正門を入ると子どもたちからは「きれ~い」「広い~」などの声が。
3・4年生の学生が出迎えてくれました。会ったことのある学生を見つけると、自分から挨拶に行き、学生からも「久しぶり~元気だった?」の声が。

教室に案内されてまずは感動です。入り口には、手作りのかわいい門が置かれ、黒板に窓にかわいいデコレーションがほどこされていました。

開講式を終えて
まずは・・・
講義、校内見学に出発です!
5班に分かれ、「介護」「法律」「体育」「表現」4つの講義を見学しました。
「介護」講義は1年生です。先生から、「再来年の館山プログラムには、この学生がいくかもしれないから会えるかもしれないよ。」と。スクリーンが天井から下りてきて、プロジェクターを使った授業に夢中です。

「法律」の授業では、教室入って緊張です。静かな中、学生が真剣に机に向かっています。この授業では始めに、新聞の記事を読んでA4用紙に自分の意見をまとめるそうです。あまりの静かさに、子どもたちからは怖いの声が。先生が子どもたちを教壇に立たせてくれました。
あまりの静かで真剣な様子に圧倒され、教室を出ると子どもたちからは質問がたくさん。
「机の上の厚い本は何?」「私の授業とは全然違う。あんなに静かな時間がない。」「法律っておもしろい。」
 「体育」の講義では、先生が最新のプールを見せてくれました。なんと、プールの床が10㎝~160㎝まで上下するんです。この日は、授業がないので冷めないよう床を上へ上げ、ふたをしている状態でした。そこから50㎝まで床を下してくれて、この深さぐらいで幼稚園が使うんだよと説明してくれました。床は床暖房。裸足でもぽかぽかです。子ども達からは、「泳ぎたい!」の声が。

「表現」の授業では、学生が人形劇の制作を行っていました。舞台から人形まで全て手作りだそうです。実際に人形を触ったり、説明をしてくれました。
  校内の見学では、オーロラホールを見せてもらい、幼稚部からある校内を外も中も案内してくれました。音楽室では、一人ずつ練習できるピアノ室を見せてもらい、防音の部屋で子どもたちも思い切りピアノを弾いていました。
図書館では、子ども達の生まれた年の新聞を見せてくれたり、色々な教科書を見せてもらいました。小学校の図書館とは違い、本の多さ、カードをかざしての入館システムなど羨ましい施設です。

構内の見学では、昭和女子大学キャンパス内には白雪姫に登場する7人の小人が生活していて、日が暮れると家に帰り、朝になるとまた学校にやってくるそうです。
そして面白いのが毎日7人の小人の現れる場所が違うそうです。
1日で7人の小人全員に会えると素敵なことがおこるそうで、子ども達も一生懸命探しました。
7人見つけた班もあれば、5人しか見つからなかった班も。

ということで、
普段通っている小学校と違うところなど、大学について説明してもらいながらたんけんしました。
たんけんをしながら、子ども達の質問はいっぱいあり、帰ってくるとしおりのメモは書くところがなくなるほどでした。
さあ、昼食です。
初めての学食体験。子ども達はお姉さんにメニューや食券の買い方を教わり、各々好きなものを一緒に食べました。どうやら一番人気はラーメンのようです。

午後は、3教室に分かれ質問タイムです。
大学生に、
大学についてのことはもちろん
 
「どうしてこの大学を選んだんですか??」
「大学生になって楽しいことは何ですか??」
「バイトは何をしてますか??」
 
などなど・・・
普段どのように生活しているのかも
教えてもらいました。

学校の先生を目指している高校生からは、卒業後の進路であったり、
 時間の使い方などの質問がありました。
 
大学生からは、
「大学は授業を自分で選び、自分で時間を作れる。自分次第で色々なことに挑戦できるし、経験できる。楽しいですよ。」

と教えてもらいました。

質問タイムの最後は、学生が準備してくれたゲームを楽しみました。
ゲームが楽しくて、感想文を早く書いてもう1回のリクエストまで。
 

まだまだ、お姉さんと過ごしたい子ども達でしたが
今回はこれでたんけんは終了。

たんけんに行った小学生からは、

「大学は、自分で勉強するところなんだ。私も色々勉強したい。」

「色々わかりやすくせつめいしてくれて、とっても楽しかった。」

「那古の寮は、ワクワクウキウキ教室で行ったことがあったが、大学に来て昭和女子大学に通いたいと思った。」

と、感想をいただきました。

また、高校生からは、

「講義を体験できたこと、生の声を聴けたことはとても貴重な時間でした。今後の進路に生かしたいです。」

「オープンキャンパスに参加するより、細かい所や、色々聞けてよかった。もっと大学のことが知りたくなった。色々教えていただき、充実した1日となりました。」

等、オープンキャンパスとは違った体験をしたようでした。
小学生とも友達になって、楽しく一日を過ごしていました。
最後にみんなで記念撮影

「大学」を知ることをとおして、
参加した小学生は、

これから無限に広がる自分の将来について
考えたり、
大学は自分で学ぶ難しいところだが、
楽しい時間を自分次第でたくさん作れること、
 
学校生活でも、私生活でも
色々な経験ができること、

大学に入るためには
勉強をしなければいけないこと

などなど、大変なことや楽しいこともたくさん発見していました。

今日学んだことを、毎日の生活に生かしてくれたら嬉しいです。

参加された小学生・高校生の皆さんお疲れ様でした。
ご協力してくださった、昭和女子大学の皆様ありがとうございました!!