2012年1月31日

「若潮マラソン子どもレポーター」【2班:西岬編】

2班の活動の様子を紹介します。

2班は、小学生女子3人とスタッフ4人。
洲崎灯台→見物海岸→フラワーライン→見物休憩所の順で応援しながら取材してきました。



それでは、洲埼灯台へゴー!

■午前9時30分、洲埼灯台へ到着。
マラソンスタート前に館山市内の魅力的な風景を写しておこうと灯台に来たのですが、岬の上に建つ灯台は眺めが良いかわりに冷たい北風が吹きつけます。

北風がとても冷たく、白波も立ちます・・・でも、青空が少しずつ広がってきました

海岸へは大きな波が打ち寄せています
この頃から、お日様も出てきて、眼下の海はターコイズブルーに。
南西には伊豆大島、利島、式根島などの島々が、北西には丹沢山地まで一望することができました。


上:伊豆大島  下:丹沢山地  どちらも山頂に雪が積もっています




■8キロ付近の見物海岸へ移動。
スタッフと撮影方法の打合せをして、先頭ランナーをここで待ちます

午前10時30分頃、先頭集団が通過。

子どもたちがカメラのシャッターを一斉に切ります。
あっという間に通り過ぎていきます。上手く撮れたかな?


■午前11時、18キロ付近のフラワーライン(館山グランドホテル前)へ移動。
いつもは菜の花が咲き乱れるコースですが、寒波で生育が遅いのでしょう
いつもより少ない沿道の菜の花の中から撮影にチャレンジ!

館山グランドホテル周辺は、市内でも最もロケーションの良い場所。
椰子の木の向こうに青い空と海が広がります。


コースに隣接する砂山。
体育会系の団体でしょうか?
砂山登りダッシュ?で賑わっていました。


















■午後1時、見物地区へ移動。
ここは、正式名称はありませんがランナーの間で
「32キロ地点のカヌーの休憩所」と呼ばれている場所。
赤いカヌーが目印! 上に飲物や食べ物が並びます

安西さんという家族が開いている私設の休憩所で、最初は家族だけで始めたそうですが、今年は、親子3代、友人知人、遠くは千葉市から来る人など13人のスタッフで支えています。

一口サイズの炊き込みおにぎりが美味しそう!

「元気回復 梅干」「たきこみおにぎり」「ホット紅茶」「ホットコーヒー」「アイスウーロン」「さわやかレモン」とメニューも豊富。

陣頭指揮している最長老の安西のおばあちゃんの話では、
「第1回から続けて、今年で32回目。手伝う人も増え、楽しみに来るランナーも多いし、止められないね」「お米16キロ炊いておにぎりにして。みんな朝6時から準備したんだよ」とニコニコ。
裏方の皆さんも頑張っています。

お鍋でお茶を作り、お湯は釜で沸かしています。



親子で応援、笑顔が素敵です!











いつの間にか行列!



スタートから4時間が過ぎた頃、ランナーの足取りもゆっくりになったところで、いよいよ子どもレポーターの出番です。










マイクを片手に最初は緊張気味でしたが・・・







「どこから来ましたか?調子はどうですか?目標タイムは?コースの感想は?・・・」、コツをつかむと、3人とも調子に乗ってきました。


最後はみんなでピース。

取材にご協力いただいた沿道の皆さん、安西ファミリーの皆さん、
ランナーの皆さん、ありがとうございました。

「若潮マラソン子どもレポーター」 【市民グラウンド編】

さて、この記事では、若潮マラソンのスタート&ゴール地点となった、市民グラウンドでの子どもレポーターの活躍を紹介します。
前のブログにも書いてありますが、史上最多の8,777人(応援の方を入れると1万人近い?)の参加となった今大会。スタートとゴール地点となった市民グラウンドは、人、人、人...。
そんなたくさんの参加者をかき分けながら、3名の子どもレポーターが突撃取材をしてきました。
スタート前の選手を取材











お店の方にもインタビュー「八犬伝まんじゅうの売れ行きは?」














まずはスタート前の緊迫した雰囲気に包まれるランナーの表情を撮影し、今日の目標や館山の感想などを伺いました。
スタート場所ということもあって、会場にはダッペエやチーバくんの姿も!
この際、ダッペエにもインタビューを!と思いマイクを向けましたが、ダッペエは喋らないのか近くの通訳の方を通してコメントがありました。
ダッペエの取材は通訳が必要なんです
救護班のお兄さんにも(お医者様だそうです)

























ちなみにこの市民グラウンドの子どもレポーターは、結構忙しいんです。
10:00   フルマラソンスタート
10:35   10Kスタート
10:45   ファミリーの部スタート
10:50ごろ ファミリーの部ゴール
11:05ごろ 10Kゴール
12:30ごろ フルマラソンゴール
スタート前に調子に乗ってインタビューしていたら、なんと、フルマラソンスタートの10分前。
駆け足で橋を渡り湊川の対岸の撮影スポットに移動して、カメラで先頭ランナーを狙います。
フルマラソンだけで6,000人以上が走りますが、ランナーの列がいつになっても途切れず、参加者の多さを改めて実感しました!


スタートする選手を取材
















フルマラソンのスタートです















その後、橋を再度渡り、10K・ファミリーのスタートを取材したら、休む間もなくゴールに移動。ファミリーの部のゴールを待ちます。
お父さんやお母さんと一緒にゴールする子どもたちのなかには、子どもサポーターのお友達もたくさんいたようで、息を切らす友達にマイクを向ける姿が見られました。

ファミリーの部が次々とゴール











お友だちにインタビュー











子どもレポーターも走ったんです!















10Kでは特別にインタビューする方がいらっしゃいました。
横浜から参加した、富岡直子さんです。
2011年12月5日のブログでもお知らせしましたが、富岡さんの伯父さんにあたる方が太平洋戦争中に硫黄島で戦死されているのですが、硫黄島に行く直前までいらしたのが館山海軍砲術学校で、館山を立ったのが67年前の昭和20年1月29日だったのです。
このドキュメントはNHKの番組「ドキュメント20min 硫黄島からのはがき」で放映されていますが、その撮影で富岡さんが館山にいらした際に、若潮マラソンのことを知り今回参加することになったのです。
子どもレポーターにマイクを向けられた富岡さんは、伯父さんの足跡の残る館山でのマラソンをどのような思いで走ったのか、伯父さんへの思いなどを丁寧に答えてくれました。(ちなみに富岡さんは14組で第3位でした。すごい!) 
取材に丁寧に応じてくれる富岡さん














ダッペエの作者の文原聡さん・館山エンタメ大使の久保田武蔵さんのほか、2Kを走った金丸市長のインタビューを終えた後、フルマラソンのゴールと表彰式の様子を取材して、この日の活動は終了。
今週の土曜日は、取材した画像を使ってスライドショーに編集し、YouTubeにアップする予定です。
どんな作品ができるでしょう。皆さんお楽しみに!
ダッペエの作者 文原聡さん

金丸市長も快くインタビューに応じて下さいました

館山エンタメ大使の久保田武蔵さんと!




カメラでゴールを待ち構える子どもレポーター




ダッペエ・チーバくんと表彰式の取材

2012年1月30日

「若潮マラソン子どもレポーター」 【南房パラダイス編】

第32回館山若潮マラソン大会が、1月29日(日)、館山市民運動場をスタート・ゴールとするコースで行われました。

北海道から九州までの8,777人が参加。昨年を606人上回り、大会史上最多となりました。

気温3.8度、、北の風8m。強い寒空の下、午前10時、フルマラソンのランナー5,322人が館山市民運動場前を一斉にスタート。

その後、10Kmの部の2,310人、親子ペアで2Kmを走るファミリーの部の1,145人もスタート。

市民や家族などの声援が沿道に響きました。

第32回若潮マラソン大会の様子と、コース周辺の歴史・自然遺産や風景を、館山市内の小学生がデジタルカメラで撮影して、パソコンでスライドショーを作り、インターネットで発信する若潮マラソン子どもレポーター

子どもレポーターは、大会当日、3班に分かれ取材をしました。

第1回目は、フルマラソンの20Km地点にある南房パラダイスを中心に取材した3班の様子を紹介します。

3班は、まず高の島手前に設けられた、フルマラソン折り返し地点の様子を取材。


折り返し地点周辺から見た館山城


館山市立第三中学校女子ソフトテニス部の皆さんが、準備をしていました。




準備で忙しい中、時間をとっていただき、館山市立第三中学校女子テニス部の1年生に突撃インタビュー。

子どもたちにとってインタビューははじめての経験です。
聞くほうも、聞かれるほうも、かなり、緊張していたようです。





館山市立第三中学校生徒の活躍の様子は、ブログ「今日の三中」をご覧下さい。

・ 若潮補助員
・ 受付
・ プラカード係
・ スタート
・ 折り返し補助員




次の取材地は、波左間海岸
北風が吹き荒れ、海はしけ模様でした。


3本の煙突は、神奈川県横須賀市の久里浜火力発電所
いつもの波穏やかな“鏡ケ浦”ではありません


ここでは、リタイアするランナーを収容するスタッフが、念入りな準備をしていました。


子どもレポーターの3人は、2回目のインタビューを経験し、だいぶ慣れてきました。
話をお聞きするのが、うまくなってきました。



館山市の大型バスを平成4年から20年間運転してきた須田さん。
このバスで、約50万km走り、この日までに126,826名の人たちを輸送したと話してくれました。

館山市の保健師の皆さんにインタビュー


太平洋の景色を撮影するために、伊戸海岸へ。

北に山を背負うことになる太平洋岸は、館山湾岸と異なり、北風の影響が少なく、一転しておだやかな様子です。


伊戸海岸から撮影


午前11時前に南房パラダイスに到着。
トップランナーの通過を間近に控えた、給水所スタッフの皆さんからインタビューです。


視察に来られていた、「ちばアクアラインマラソン」事務局の県職員の方に突撃インタビュー。

第32回館山若潮マラソン大会のフルマラソン男女計6組のうち、それぞれの組の館山市民の最上位者計6人が、今年10月21日(日)に東京湾アクアラインで開かれる「ちばアクアラインマラソン」に無料招待されます。




いよいよトップランナーが、20Km地点を通過。


優勝したのは2番目を走る高橋幸二さん(ゼッケン№5)

トップ集団が通過した後、続々とランナーが通過します。


次から次へとランナーが給水しています

子どもレポーターが一生懸命撮影しています

給水所には、バナナや一口大に切ったクリームパンも用意されています

子どもレポーターがランナーをパチリ

レース中のランナーにインタビューすることができました。ありがとうございました!

南房パラダイスで取材した後は、27Km地点にある布沼救護所へ。


ランナーの皆さんが塩分を補給していました

ここでもランナーの皆さんにインタビューしました。
レース中のインタビュー、ありがとうございました!




撮影をボランティアの信川さんが担当
布沼救護所を後にし、再び館山湾岸へ。

34Km付近の見物海岸で撮影です。




最後の取材地は、40Km地点の北条海岸です。

ゴールまであとわずか。みんな、ガンバレ!


子どもたちに「ぎょぎょ!」っと声をかけてくれました


若潮マラソン子どもレポーター3班の子ども達の指導やサポートをしてくれたのは、

たてやまGENKIナビ地域レポーター
若潮マラソン子どもレポーターに、小学校2~6年までの5年間参加したOBのケンジさん(県立安房高等学校1年)

の皆さんでした。

ボランティアスタッフ活躍の様子は、
房州わんだぁらんど:エンマさんのブログをご覧下さい。



たてやまGENKIナビ地域レポーターの

【1月20日】 なぜ館山若潮マラソンはこんなに人気があるの?
http://navi.tateyamacity.com/?p=174

是非、ご覧ください。


明日は、スタート・ゴール地点の館山市民グランドで取材を行った1班と、フラワーラインを中心に、さまざまな地点で撮影を行った2班の様子を紹介します。

お楽しみに!


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