2012年1月20日

毎年1月26日は,「文化財防火デー」!!


毎年1月26日は「文化財防火デー」に制定されています(^^)!!


 文化財防火デーの制定は,昭和24年1月26日に、
現存する世界最古の木造建造物である法隆寺(奈良県斑鳩町)の金堂が炎上し
壁画が焼損したことに基づいています。

 この事件は国民に強い衝撃を与え、
火災など災害による文化財保護の危機を深く憂慮する世論が高まり、
翌昭和25年に文化財保護の統括的法律として文化財保護法が制定されました!!

 その後,昭和29年11月3日に法隆寺金堂の修理事業が竣工し、
文化財保護行政も確立するとともに、
文化財保護思想の一層の強化徹底を図るために
普及啓発事業が行われるようになりました(・ω・)


その一環として、法隆寺金堂の焼損した日であること、
1月と2月が1年のうちで最も火災が発生しやすい時期であることから、
昭和30年に、当時の文化財保護委員会(現在の文化庁)と国家消防本部(現在の消防庁)が
1月26日を「文化財防火デー」と定めました。


 以来、毎年この日を中心に、各都道府県教育委員会、
各消防署、文化財所有者等の協力を得て、
文化庁と消防庁が連携・協力して全国各地で防火訓練など
文化財防火運動を展開しています。

 平成23年1月の「第57回文化財防火デー」では、
国宝「功山寺仏殿」(山口県下関市)や護国寺(東京都文京区)などで
防火訓練等が行われたそうです(≧▽≦)!!






文化財は国民共有の貴重な財産です。


みんなで守っていきたいですね(^ω^)☆