2012年1月21日

東京国立博物館で活躍中です

以前のブログでもご紹介したように、現在、東京国立博物館平成館の考古展示室では、
以下の展示が開催されており、館山市立博物館から貸し出した考古資料が展示されています。

テーマ展示「古墳時代の神マツリ」
 会場 東京国立博物館平成館 考古展示室
 会期 平成23111日~24311
→詳しくはコチラ


今回は、この展示の様子をお伝えします!!

まず、注目すべきは展示室入り口!
なんと、我らがつとるば遺跡(市内沼)の出土遺物が、ポスターとして使われていました!

ジャーン!

「古墳時代の神マツリ」と題されたこの展示では、古墳時代の祭祀遺跡について、前期(4世紀)・中期(5世紀)・後期(6世紀)における出土遺物の変化を中心に、詳しく紹介されています。

館山市のほか長野県の出土品などを展示

このうち、館山市立博物館から貸し出した出土遺物は、後期の特色を示す資料として展示されています。
展示されているのは、猿田遺跡(市内出野尾)本館遺跡(市内大戸)館の前遺跡(市内大戸)南台遺跡(市内大戸)つとるば遺跡(市内沼)の5つの遺跡の出土遺物です。

猿田遺跡など市内の出土品が並びます

特に、つとるば遺跡出土鈴鏡(れいきょう)形土製品(たく)形土製品は、ポスターに使われていることからも分かるように、大変珍しく貴重なものです。


ズラリと並ぶつとるば遺跡の出土品
展示は、311日(日)までとなっております。

ぜひぜひ、ご見学ください


◆関連記事
館山から東京へ出張中です!(11/26)
城山下出土遺物のご紹介(9/18)平成23年度考古資料相互活用促進事業(8/22)