2012年1月27日

シリーズ安房国礼観音(^^)第二番 新御堂!!


今日のシリーズ安房国礼観音
『第二番 新御堂』をご紹介いたします(^∀^)/☆




真言宗智山派
本尊:聖観世音菩薩
(しょうかんぜおんぼさつ)
山号:潮音山秀満院
(ちょうおんさんしゅうまんいん)
電話:0470-36-2549(森宅)


ご詠歌:にいみどう みあげて見れば 峰の松 くびこいつるに かめいどのみず


亀ヶ原八幡神社の奥に新御堂はあります。
関東大震災で倒壊した秀満院という寺の境内に新御堂が
引っ越してきたのが、昭和四十二年(1969)


現新御堂という地点には、道の傍らに六地蔵が建っています。
正方四面の石塔の三面に二体ずつ立像が彫られた角柱六地蔵です。


六地蔵は辻や、町の入り口、墓地や寺の入り口など、
あの世とこの世の境界地にたてられます。
地蔵は生き物が輪廻する六つの世界(六道輪廻(りくどうりんね))、
天上、人界、修羅、畜生、餓鬼、地獄の入り口にいて人々を救うとされています。


新御堂は、昔は那古と三芳をつなぐ県道の北側、青木根の中腹にありました。
跡地には墓地と、地蔵菩薩の石像、句碑、灯篭などが残っています。
『人も見ぬ春や鏡の裏の梅』と詠んだ句碑は芭蕉のものと言われています。
かなりの歴史をもつ旧跡地なんですよ!!

新御堂の本尊とされている『聖観世音菩薩』。
多数の別名がありますが(観音菩薩など)、一般的に『観音さま』と呼ばれています。


また『聖観世音菩薩』が登場するフィクションにあの有名な西遊記があります!!
ストーリー全般にわたって、釈迦如来の命を受けて、
三蔵法師の守護のために何回も登場するんですよ~(・∀・)!!


あの有名なキヤノンの社名の由来の1つにも
観音菩薩が関係してるんですよ( ̄∀ ̄)☆




ご詠歌で詠まれてる『かめいどのみず』、
今の地名の『亀ヶ原』の由来だったりするんですかね…(^^)☆