東京国立博物館と館山市立博物館で考古資料の相互貸借を行いました。
この事業は、国立博物館と全国の博物館・美術館との間で、それぞれ所蔵している考古資料の相互貸借を行い、資料の一層の有効活用を図り、それぞれの博物館・美術館における研究・展示事業の活動の充実を図るものです。
館山市立博物館からは、古墳時代の祭祀遺跡から出土した資料を貸出し、東京国立博物館からは、館山市城山下出土の中世資料をお借りしました。
資料の詳細は、展示をしてから改めてご紹介しますが、今回は、博物館の資料(文化財)がどのように梱包され、運ばれているか、その一端を垣間見ていただきたいと思います。
まず、資料は1点1点状態を確認しながら点検し、梱包していきます。資料の梱包は博物館の職員が行う場合もありますが、梱包から運搬までを輸送業者の専門スタッフにお願いするのが一般的です。
上の写真は、館山市立博物館から東京国立博物館にお貸しする資料を確認している様子です。
全ての梱包が終了したら、美術品専用車にのせて輸送します。
お借りした資料については、近日中に展示してブログでも紹介します。お楽しみに!