図書館では定期的に子ども向けの行事を行っており、
毎月第1金曜に幼児向け、毎週土曜に児童向けのおはなし会を行っていますが、
通常のおはなし会は夏休みの間はお休みしています。
その代わり、普段のおはなし会にはなかなか足を運べない子にも、
お話や絵本の楽しさを味わってほしいと、
2回の「夏休み特別おはなし会」を開催することにしました。
普段のおはなし会もお手伝いいただいている、
「館山子どもの文化研究会」の方々と、図書館司書が、
ストーリーテリング(本を見ないでお話を語ること)や絵本の読み聞かせ、
紙芝居などを行います。
それだけではふつうのおはなし会と同じですが、夏は「特別」!
時間もちょっと拡大、いろいろな工夫を凝らして行います。
第一弾は、8月18日に行われた「ちょっとこわ~いおはなし会」。
赤ちゃんから小学生まで、保護者もあわせ約60人が集まり、お話に聞き入りました。
集会室の扉を開けると…たくさんの折り紙おばけがお出迎え。
薄暗い部屋の中で、お話が始まります。
絵本の中に入り込んで…何が起きるんだろう?
ペープサート(紙人形)のおばけと一緒に、みんなもおばけに!
紙芝居、どちらにいったらおばけに会わずに行けるかな?
「怖いことが起きないように、最後にみんなで呪文をとなえるよ」
魔女のマジョリカがごあいさつ。
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≪ちょっとこわ~いおはなし会 プログラム≫
◆人形の魔女「マジョリカ」のはじめのご挨拶
◆語り「雪女」
(「子どもに語る日本の昔話 1」稲田和子・筒井悦子著 こぐま社 より)
◆絵本「くわずにょうぼう」(稲田和子 再話 赤羽末吉 絵 福音館書店)
◆ペープサート(紙人形劇)「だれかなおばけ」
◆紙芝居「おばけの森」
◆人形の魔女「マジョリカ」のおしまいのご挨拶
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「ぜんぜんこわくなかったよ」と得意顔で帰っていく子どもたち。
来年の夏は…もうちょっとこわ~いお話を用意しておくことにしましょう。
夏休み特別おはなし会第二弾「夏のスペシャルおはなし会」は、
8月25日(木)10:30から図書館集会室で行います。
今度は楽しいお話がいっぱい!たくさんのご参加をお待ちしております。