2011年8月11日

俳句でことばの達人に!

夏休み期間の間、図書館ではいくつかの子ども向けの催しを開催しています。
そのトップをきって行われたのが、「俳句であそぼう!」。
小学生を対象に、俳句の楽しさを知って、自分で作ってみよう、というものです。
講師には俳人、遠藤真砂明さんをお迎えしました。
今年で5回目となる講座ですが、毎年子どもたちの名句が誕生しています。


俳句は五・七・五のリズムと、季節の言葉、「季語」を入れるのがポイント。
「真実」(「事実」とはまた別なのだそう…)を自分の言葉で描き出します。
十七音からなるとても短い詩からは、景色や気持ちが浮かび上がってきます。
先生の解説を受け、俳句をみんなで声に出して読んでみたあと、いよいよ実作へ!
子どもたちだけでなく、一緒に参加した保護者の方も、俳句の本を参考にしながら、
頭をひねっていました。(こういうときは子どもの発想のほうが柔軟です)

さあ、どんな句ができたかな…?参加してくれた子どもからは、こんな俳句が。

   節電だ みんなでいこう 図書館へ

<遠藤先生の解説>
この俳句の季語は「節電」。
普通は季語にはならないが、今年はこれだけ世の中が言っているので、
今年は季語としていい。
時代とともに季語は変わっていくのです。
今年は自分の家ではなるべく電気を節約して、
公共の場所、涼しい図書館で過ごすのもいいですね。

図書館としてもこんな俳句が出てきてうれしい限りです。
(図書館も節電で冷房は控えめですが)

参加した子どもたちからは「おもしろかった!」「こんなものも季語だったんだ!」という声が。
一緒に一句ひねったお母さんからも、
「私のほうが時を忘れて楽しみました。もっと作りたかった!」
先生も「みんな熱心に俳句を作ってくれてうれしかった。子どもの発想はすごい!」
とおっしゃっていました。

この日できた参加者の俳句は、近日中にロビーに掲示する予定です。
暦の上ではもう秋ですが、参加者の作った夏の俳句を味わいにいらしてください!