江戸時代以前の旧国名でいうと、安房・上総・下総の三国が一つになり、明治6(1873)年6月15日に千葉県として成立しました。
この広い千葉県の南西の端にあるのが、私たちの住む館山市ですが、北の端にあるのが野田市です。
今回は、出土遺物巡回展の展示作業
http://tateyamals.blogspot.com/2011/08/blog-post_7982.html
をお手伝いするためにお伺いした、千葉県立関宿城博物館をあらためてご紹介しましょう。
千葉県立関宿城博物館HPより転載をお手伝いするためにお伺いした、千葉県立関宿城博物館をあらためてご紹介しましょう。
東京国立博物館「お城-軍事施設から政庁へ」で8/28まで展示中
千葉県立関宿城博物館は、千葉県の最北端で利根川と江戸川の分岐点のスーパー堤防上にあり、平成7年11月に開館しました。建物のうち、天守閣部分はかつての関宿城を古い記録に基づいて再現されています。
千葉県立関宿城博物館は、千葉県の最北端で利根川と江戸川の分岐点のスーパー堤防上にあり、平成7年11月に開館しました。建物のうち、天守閣部分はかつての関宿城を古い記録に基づいて再現されています。
この博物館のある野田市関宿は、近世から近代にかけて利根川水運の中継地として栄え、高瀬船や通運丸が往来して賑わいました。また、徳川家康の異父弟松平康元を藩祖とする関宿藩には幕府の要職にある譜代大名が配置されました。
関宿城博物館は「河川とそれにかかわる産業」をテーマに河川改修や水運の歴史を紹介しながら、流域の人々と川との関わりについての資料を展示されています。また、関宿城や関宿藩の歴史についても展示・紹介されています。