テーマは、「硫黄島からのはがき」。
2007年、硫黄島で見つかった103通のはがきが、日本人の遺族のもとに届けられました。
持ち主は、学徒動員で京都大学から海軍に入り、硫黄島で戦死した松川正さん。
手紙には、松川さんの安否を気遣う、戦時中のごく普通の家族の様子が綴られていました…。
手紙を受け取った姪の冨岡直子さん(51)は、今、日米の高校生にはがきを見せ、戦争についての講演を行っていますが、高校生たちは驚く程素直に戦争の現実を受け止めると言います。
冨岡さんの講演と手紙の内容を紐解きながら、開戦70年の今年改めて、庶民にとっての戦争について考えるというテーマです。
松川正さんが硫黄島に出征する直前まで訓練を重ねていたのが「館山海軍砲術学校」。
館山海軍砲術学校正門 説明板を撮影 |
先月上旬、初めて館山を訪れた冨岡さんに、NHKのカメラが密着し、伯父の足跡を辿る冨岡さんの想いが撮影されました。
説明板を熟読する冨岡さん |
通称「戦車橋」の上で手紙を読む冨岡さん |
日曜日の深夜、テレビの新たな可能性を切りひらく20分。
どうぞお楽しみください。
<放送チャンネル> NHK総合テレビ ※ NHKオンデマンド配信があります。
<番組名> ドキュメント20min. 「硫黄島からのはがき」
<放送予定> 2011年12月19日(月)【18日(日)深夜】 午前0時40分~1時(20分)
※ 関西地方は、午前1時25分~1時45分(日曜深夜)
<再放送予定> 2011年12月19日(月) 午後3時40分~4時
※ 関西地方は、放送はありません。
2011年12月23日(金) 午前11時05分~11時25分
※ 首都圏、東北地方は放送はありません。