2011年12月22日

第3回安房学講座「房総の地震の歴史」が開催されます。

今年度最後の安房学講座が1月7日(土)に開催されます。

今回の講座では、以前安房博物館に研究員として在籍し、現在は國學院大學神道文化学部教授の笹生衛教授を講師に迎え、「房総の地震の歴史 元禄地震における被害と地殻変動―文献史料と絵画から見た分析―」と題して講演していただきます。

今年の3月11日、東日本大震災が発生し、東北地方を中心に多くの被害に見舞われました。房総半島も大きな地震を何度も経験し、地震のたびに大規模な地殻変動による隆起を経験してきました。特に江戸時代に発生した元禄地震は、大規模な地殻変動と津波をもたらした地震として、被害の記録が各地に残されています。
この講座では、古文書や絵画史料などから、元禄地震における安房の被害と地殻変動を探ります。


伊勢船嶋[南房総市白浜町根本]

詳細は以下のとおりです。皆さんぜひご参加ください。

第3回安房学講座
演 題:「房総の地震の歴史 元禄地震における被害と地殻変動
      ―文献史料と絵画から見た分析―」
講 師:笹生衛氏(國學院大學神道文化学部教授)
会 場:館山市立博物館分館(旧安房博物館)
日 時:平成24年1月7日(土)13:30~15:30
参加費:200円
定 員:80名(参加希望者は、当日直接会場までお越しください)
問合せ:館山市立博物館分館(電話0470-24-2402)


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