2011年9月4日

安房学講座スタート!

9月3日(土)、市立博物館分館で「安房学講座」を開催しました。

「安房学講座」は、旧県立安房博物館が100回以上にわたって開催してきた伝統ある講座で、移譲を受けた館山市でもその博物館機能を継承していくため、今年から再開しました。なお、安房学講座の運営については、安房学講座実行委員会(会長:御子神康夫さん)が行っています。

御子神会長のあいさつ

今年度第1回目は、「モントレーの魅力と日米博物館交流~市民の視点から~」と題し、旧安房博物館国際交流等委員会委員の三橋祥江さんに講演していただきました。

三橋さんは、委員としてアメリカのモントレー海事・歴史博物館との交流を推進し、「アワビ-食と美-」や「房総の捕鯨」など、安房博物館で開催された企画展の実行にもご尽力された方です。

講師の三橋祥江さん

当日は、同じく旧安房博物館国際交流等委員会のメンバーとしてご活躍された磯野克己さん、庄司義則さんがご参加くださり、さらに、日米博物館交流のモントレー側の中心人物であるティム・トーマスさんもアメリカから駆けつけてくださいました。

(左から)磯野克己さん、ティム・トーマスさん、庄司義則さん

講座では、実際にモントレーで撮影された写真などがスクリーンに映し出され、参加者の皆さんも興味深くお話を聴いていました。


今年度の安房学講座は全3回です。次回は市立博物館分館で開催する出土遺物巡回展に合わせたテーマで講演を行います。

第2回安房学講座
演題:「房総の石枕」
講師:栗田則久氏((財)千葉県教育振興財団普及資料課長)
日時:10月15日(土)13:30~15:30
会場:市立博物館分館
定員:80人(先着順)
参加費:200円

次回もぜひご参加ください。お待ちしております!


おまけ
ティムさんは、八犬伝のこともご存知でした。かなりの日本通、いや房州通ですね。
館山城(八犬伝博物館)にて