2016年9月6日

【博物館・図書館の合同企画「なつやすみ宿題大作戦」を開催!】 


8/5(金)、8/19(金)午前10時から、「なつやすみ宿題大作戦~調べよう!たてやまのこと~」を開催しました。

博物館学芸員と図書館司書が、テーマ設定の方法や調べ方のコツを分かりやすく説明したあと、実際に館内見学等を行いました。
 
 
博物館内を見学する様子(8/5)
 

図書館編(8/19)では、渡邉館長が今回の講座を夏休みの宿題に役立ててください!と挨拶をし、図書館司書がテーマ設定後の図書館の調べ方を説明後、館内の見学を行いました。
 
▲渡邉館長のあいさつ
 
 
▲紙の本は「巻子」とよばれる巻物が一番最初の形です。
 
▲調べものの強い味方は百科事典。子ども向けのものもあります。
 
     
▲「OPAC」(資料の検索システム)が利用できると、興味のある
キーワードから、図書館にある資料が調べられます。
 
▲図書館の本は「日本十進分類法」という分け方で
仲間分けされ、棚に並べられています。
 
▲普段はなかなか見られない「閉架書庫」です。
図書館には、こんな古い資料もあります。
 



その後は、博物館の学芸員から、「観察の仕方」についての話を聞きました。

気になるものができたときに、これはどう使うのか、何でできているのか等、まずは、観察をすることが大切です。


▲この道具は、昔の人が使っていたものです。何をする道具でしょうか。
▲実際にさわらせてもらいました。見た目よりも、重たいです。
 
 
柄杓(ひしゃく)のような形をしていますが、中に熱い炭を入れて、底の部分を使いますというヒントをもらいました。

答えは、「火のし(アイロン)」でした!




次は、衣類を観察してみましょう。
 
▲これは、なんでしょう?

▲着物としては、袖が短く、動きやすくできています。
というヒントをもらいました。
 

これは、農作業をするときや戦時中に着ていた着物で、動きやすさが重視されています。

この着物の下には「もんぺ」というズボン形の着物を履きました。

 

今回の「なつやすみ宿題大作戦」を開催した博物館学芸員、図書館司書からは、自分で興味を持ったテーマが見つかったら、まずは観察してみましょう。そして、わからないことは、博物館で調べたり、図書館で資料を探してみましょうと話がありました。

 

参加いただいた皆さん、お疲れさまでした。