2014年9月3日

第2回たてやまオープンカレッジを開催しました!

館山市中央公民館では、8月30日(土)に中央学院大学館山セミナーハウスを会場に、成人教養講座「たてやまオープンカレッジ」(2回目)を開催し、37名の受講者が参加しました。
この講座は、市民生活に直結した現代的課題をテーマに、市民が心豊かに生活を楽しんでいただくため、生活に役立つ知恵などを知ってもらう目的で、中央学院大学と館山市中央公民館が共催事業として実施しています。

(講義の様子)

2回目となる今回は、中央学院大学 商学部准教授 村本(むらもと) (のぶ)(ゆき) 氏を講師に招き、「中高年の健康とスポーツ」と題し、通常の講義形式だけではなく、実技も取り入れて行いました。

講義では、骨・関節・筋肉などの運動器の衰えや生活習慣等を原因とした、“ロコモティブシンドローム(症候群)【通称:ロコモ】”による介護を予防する解説を科学的・身体構造的に行いました。

(棒を使って、敏捷性のチェック)

また、実技では椅子に座って出来る運動や開眼・閉眼片足立ちで何秒立っていられるかなどをテスト形式で行いました。その他にも棒を利用しての敏捷性(びんしょうせい)のチェックや股関節運動、肩関節運動などを実践し、参加者は心地よい汗をかきながら、笑顔で自身の体力をチェックしました

(開眼・閉眼片足立ち)

講座の受講者からは「ロコモについて勉強し、実際に体をどのように動かせば効果があるか良くわかりました。」や「楽しく運動が出来て、毎日でも体を動かそうと思えるような気持ちになりました。」などの意見が聞かれました。

(股関節運動)
(マットを使ってのストレッチ)

講座を終えた村本教授からは「ロコモ、メタボ、認知症の3つすべての症状が出ると、要介護の状態になる確率が高くなるので気を付けてもらいたい。本日の受講者は、テーマに関心があり来られた方なので、お元気な方ばかりでした。今日の知識を参考にしていただいて、これからも長い健康寿命を目指してもらいたいですね。」と語っていました。

次回のたてやまオープンカレッジは、同会場で10月11日(土)に開催されます。
詳しくは《ここをクリック》してください。


たてやまオープンカレッジ(2回目) 

概  要市民が心豊かに生活を楽しんでいただくため、生活に役に立つ知恵の紹介などを中央学院大学の教授、准教授を講師に迎え、全5回で中央学院大学館山セミナーハウスで開催する講座。
主 催:中央学院大学 館山市中央公民館
講 師:商学部准教授 村本 伸幸 
テーマ:「中高年の健康とスポーツ」
参加者数:37名(男17名 女20名)