2013年10月22日

第3回たてやまオープンカレッジを開催しました!!


館山市中央公民館では、10月12日(土)に中央学院大学 館山セミナーハウスを会場に教養講座「たてやまオープンカレッジ」(3回目)を開催しました。
この講座は、市民生活に直結した現代的課題をテーマに、市民が心豊かに生活を楽しんでいただくため、生活に役立つ知恵などを知ってもらう目的で中央学院大学との共催事業として実施しています。


 3回目となる今回は、中央学院大学 商学部教授の山田(やまだ)  壽一(ひさかず)  氏を講師に招き、「経済の動向と家庭-消費者行政と消費者教育-」と題し、現在、IT技術の進展など急速に進む日本の経済構造や消費生活の影響や変化により、消費者をとりまく環境の複雑化を招く消費者への問題や新たな取り組みについての説明が行われました。
また、消費者保護基本法の一部を改正する法律新旧対照表をもとに、消費者基本法の理念、国や地方公共団体が様々な経済情報によって努めていく意識・役割・責任、また、事業者や消費者に対しての消費者教育の概念などについて講義が行われ、受講者は講義に耳を傾けました。
 
講義に参加した受講者からは「福島原発や東電の問題なども消費者の問題でもあり、今、国や行政、我々国民1人1人が意識していかなければならない問題であることを知る事ができ、とても良かったです。」「普段の生活に密着した問題について、わかりやすく説明していただき理解ができました。」などの意見が聞かれました。

 講義を終えた山田教授からは「これからの時代、消費者基本法に守られているのではなく、消費者自身が時代の変化に対応しながら、自立していくことが重要であることを少しでも理解いただけたのであれば幸いです。」と語っていました。 

次回のたてやまオープンカレッジは、同会場で12月14日(土)に開催します。
  次回の情報は<ここをクリック>してください。