氏子が、里芋を村の鎮守・十二所神社に奉納し、五穀豊穣と無病息災を祈ります。
祭りは、氏子27軒が、当番宅に蒸したサトイモを持ち寄り、高さ60cmほどの山形に積み上げ、神社の掛軸の前に供えるところから始まります。
翌日の朝、二つの竹かごに約120個ずつが載せられ、担いで神社に奉納されます。
神社の祭神で雌雄同体の「国常立命」が、12人の子を育てるため、足らない乳の分を里芋や甘酒で補ったという伝承があります。
この里芋を食べると風邪を引かず、子宝に恵まれるとされ、祭典後、氏子各戸に配られます。
茂名の雪景色。大変珍しい風景です。 |