ルリユールの会の皆さん。 左から二番目が代表の齋藤さんです |
館山市図書館の蔵書数。
どのくらいかご存知でしたか?
移動図書館、書庫も含めておおよそ15万冊になります。
もちろん新刊ばかりではなく
明治・大正の頃からの古く、貴重な資料も保存しています。
そんな中…どうしても劣化してしまう本や
日々繰り返しの貸出でどうしても傷んでしまう本が多数。
しかし…数少ないましてや絶版(もう出版されていない本)などの貴重な本などは
除籍(廃棄やリサイクル)してしまう訳にはいきません。
そこで、ルリユールの会を立ち上げてくださったのが
代表の齋藤 実さん。
『ルリユール』 とは、「もう一度つなげる〈糸で綴じる〉」という意味のフランス語。
そこから 製本・装丁技術や壊れた本の修理を意味するようになったそうです。
平成22年より齋藤さんお一人で本の修理を始めてくださり
今では会員10名近くの方々が参加してくださっています。
今までに修理をしてくださった本は
すでに200冊以上!
背表紙の丸ごと張り替えや
本の背脇に糸を通して製本しなおす作業などを楽々こなしてくださいます。
館山市図書館にとってはまさに縁の下の力持ち。
もし、本のバーコードラベルの側に
修理済・20●●年・●月と書かれたテープを見かけたら
ルリユールの会さんに修理いただいた本です。
どうぞ ご覧になってみてください。
館山市図書館~製本講座のお知らせ~
あなたもご自身で本をつくってみませんか?
A7サイズの製本を行い 本の構造や破損した本の修理を学びます。
図書館講座
製本にチャレンジ!
開催日 平成25年2月14日(木)
時間 9:00~16:00(昼一時間休憩)
講師 齋藤 実氏
会場 館山市図書館 集会室
費用 1000円 (材料費・テキスト代・保険料)当日集金
定員 先着20名
持ち物 30センチ程度の定規 はさみ 千枚通し カッター 筆記用具 刺繍針
カッターマット(できればA4以上) 雑巾(タオル) エプロン
本日より受け付け開始です。
お申込みは館山市図書館までどうぞ 電話 22-0701