2月2日(土)から、新しい展示が始まります!
今回のテーマはズバリ「幕末の東京湾警備」です。
日本は約200年の長きに渡って鎖国政策を取り、海外との交流を絶ってきました。しかし、江戸末期になると、日本の近海に外国船が頻繁に姿を現すようになりました。
それら外国船の接近に対し、幕府は江戸に近い房総半島や三浦半島に砲台を設け、防備を固めました。
幕府から警備を任された諸藩の大名たちは、担当地域を所領や預かり地として支配することになり、その拠点となる警備のための陣屋を設置していきました。
ご覧になっている方ならお気づきかもしれませんが、今年の大河ドラマ「八重の桜」の中でも、この辺りの事情は描かれていましたね。
今回の特別展では、開国へと大きく動いていく日本の中で、異国の進出にゆれた時代の安房の人々の生活を紹介するとともに、東京湾の入口にあって、首都江戸を防衛する役割を担った館山の特性を考えてみたいと思います。
沢山の方のご来館をお待ちしております!(^-^)ノ
特別展「幕末の東京湾警備」
◆開催期間:平成25年2月2日(土)~3月17日(日)
午前9時~午後4時45分(入館は4時30分まで)
休館日:毎週月曜日
※但し、2月11日(月)は開館、翌12日に休館します。
◆ 開催場所:館山市立博物館 本館(城山公園内)
◆ 観覧料:一般 500円(400円)小学生・中学生・高校生 250円(200円)
※ ( )内は20名以上の団体料金。
※ 通常とは料金が異なりますのでご注意ください。
◆関連事業
1.講演会
演題:「江戸湾海防と房総」
講師:日本大学国際関係学部准教授 淺川道夫氏
開催日時:平成25年2月11日(月・祝日) 午後1時30分~3時
会場:館山市立博物館 本館集会室
2.展示解説会
開催日時:第一回 平成25年2月9日(土) 午後1時30分~2時30分
第二回 平成25年3月9日(土) 午後1時30分~2時30分
講師:当館学芸員