これに合わせ、2月11日(火・祝)に講演会を行いました!
講師は、横須賀市自然・人文博物館学芸員の安池尋幸先生。
「海が語る房総と浦賀湊」をテーマに、戦国時代から近代までの数百年にわたる、房総と
三浦半島の関係をお話しいただきました。
講師の安池先生 |
戦国時代には、里見氏と小田原北条氏との激しい戦いが繰り広げられていた、この地域。
しかし、平和な時代が訪れると、漁業や商業を通じて深く関わりあいました。
また、特別展でご紹介しているように、江戸時代初め、新たな漁場を求めて、関西の
漁師たちが房総に渡ってきましたが、彼らは三浦半島にも出漁し、さまざまな漁法を
伝えています。
現在の横須賀市域にあたる浦賀には、江戸へ向かう船を改める「海の関所」がありました。
房総から江戸に向かう船は、(一部の例外を除き)ここに立ち寄る必要があったのです。
さらに、東浦賀には幕府公認の干鰯問屋があり、干鰯流通の拠点として繁栄しました。
このように、さまざまな面で深く関わる浦賀と房総について、分かりやすく、またおもしろく
ご説明いただきました。
当日は、朝から雨や雪が降る悪天候にも関わらず、47名ものお客様にご参加いただき
ました!
ありがとうございました。
ご参加ありがとうございました! |
なお、その数日後の15日(土)には、今回の展示を担当した学芸員による解説会を
行いました。
この日も悪天候・・・。にも関わらず、10名の方がご参加!
皆さま大変熱心で、質問や情報交換が飛び交いました。
皆さん、とても熱心! |
次回の解説会は、3月8日(土)13:30~14:30です。
ご参加お待ちしております!