2014年2月27日

香探検隊を開催しました!

 
館山市中央公民館と南房総体験活動ネットワーク協議会の共催事業(こうやつ)探検隊~もうすぐ春だよ!宝探しとおごっつぉ~を222日()に開催し、11名の参加者が香地区の自然散策と地域に伝わる食の体験を行いました。

香探検隊は、館山市内香地区を舞台に、地域を巡る活動(探検)を通して、地域資源の豊かさ、素晴らしさを五感で体験し、郷土愛を育んでもらうことを目的としています。

参加者は香集会場に集合、近くの浅間神社にお参りし、活動の安全を祈願した後、午前中は、香地区の山里エリアの体験に。昔は海だったことが伺えるサンゴ層の見学、川の中のカワニナやカワエビなどの生き物観察、また春の訪れを感じることが出来る野草の採取を行いました。

昼食は、館山市保健推進協議会の皆さんの協力をいただき、館山市内で昔から食べられている「おらがごっつぉ」のレシピから、からなますや菜の花のピーナッツ和え、地域で採れた新鮮な魚を使ったつみれ汁などの食体験をしました。
参加した子どもたちには、香地区で昔から食べられている、甘い卵焼きののった「かきまぜ(五目ごはん)」が大変好評で「甘い卵焼きがとってもおいしかった」など感想が寄せられました。

 午後からは、海側の探検に出発。参加者は、海岸に漂着しているタカラガイやサンゴの化石などの採取を楽しみ、朝一番で安全祈願をした近くの浅間神社に無事に活動ができたことへのお礼をし、解散しました。

 ガイドにあたった海辺の鑑定団からは『地域の中では「当たり前」かもしれないことでも、参加した子どもたちにとっては「宝もの」なのかも、今ある当たり前のコトやモノを大切にし、体験活動を通して皆さんに伝えていきたい。』、また、地元の香地区から参加してくれた鈴木弘人くん(すずき ひろと:西岬小3年生)からは『地元に住んでいても知らないことがたくさんあった。今度、サンゴのことや海辺でたくさん見つけることが出来る貝のことなど友達にも教えてあげたい。』との感想が寄せられました。