2012年2月13日

シリーズ安房国礼観音(^^)第九番 信福寺!!


こんにちは(≧∀≦)☆

今日の安房国礼観音は、
『第九番 信福寺』をご紹介いたします♪




 
信福寺
(しんぷくじ)
曹洞宗
(そうとうしゅう)
山号:鹿峰山信福寺
(かのみねやましんぷくじ)
本尊:如意輪観世音
(にょいりんかんぜおん)
電話:0470-55-1133(在林寺)



ご詠歌:しんぷく寺 のぼりて岸を ながむれば ほたのかわせに たつは白波


開山は慈覚大師(じかくだいし)、本尊は行基菩薩作の如意輪観音と伝わっています♪

寛文九年(1669)から同十三年にかけて、
村人の高浜、斉藤の両人らが勧進して堂宇を再建したといわれています!!
落成の際には、禅僧・本清和尚を招いて中興開山としているそうです(・∀・)



 

和尚は延宝元年(1673)に
京仏師の大蔵卿康為
(おおくらきょうやすゆき)を、
招いて如意輪観音菩薩坐像を
再興したそうです(^^)

この観音像は世間では
「子授け観音」と呼ばれ
信仰されています♪




堂内の格天井(ごうてんじょう)には、県内でも珍しい易(えき)で使う算木(さんぎ)の絵が
描かれているそうです(°∀°)!!これは必見だそうです!!!!!







境内には正和5年(1316)建立の
弥陀三尊種子(みださんぞんしゅじ)の
武蔵式板碑(いたび)があります(^^)!!
(武蔵式板石塔婆ともよばれています♪)
武藏式板碑は鋸南町の有形文化財に指定されています♪
安房地方では珍しいものみたいですね(・ω・`)












このお寺は古い資料を見るとかなり
荒廃していた模様で、
丑歳と、午歳の観音巡礼以外に訪れる人は
ほとんどいなかったようです(・ω・`)

しかし、近年はかなり手が入って、
屋根の形が変わっていたり、
ステンレスの手すりが付いた
コンクリートの石段も整備されています!!







今日のシリーズ安房国礼観音(^^)第九番 信福寺
素敵な写真を提供してくれたのは
『博物館のイケメン!!Eさん』でした(`・ω・)キリッ!!

Eさん、本当にありがとうございました☆