2014年4月25日

渚の博物館で「万祝の型染体験」が行われました!

 
4月19日(土)、渚の博物館レクチャールームにて「万祝の型染体験」が行われました。
企画展示室で開催されていた特別公開「復活した渡米漁民の万祝-米国モントレーとの交流-に関連したイベントで、もっと万祝に親しんでもらおうという趣旨で開催されたものです。

講師は鴨川萬祝染「鈴染」の鈴木幸祐先生

そもそも万祝とは?
大漁祝いの引き出物として船主や網元が漁師に配った祝い着です。
渚の博物館では、「房総半島の万祝及び製作関連資料」1403点が千葉県の有形民俗文化財に指定されています。

とはいえ、本物の万祝はとても大きく時間もかかるため、今回はたて20センチ、横20センチ程度の小さな万祝の塗り絵を染める体験を行いました。
あらかじめ模様の縁や日本の国旗などの白い部分はノリが塗ってあり、色をのせて乾かしてから洗うとノリが剥がれ、白い部分があらわれるようになっていました。


まずは先生のお手本



みんな真剣です!
 


とてもカラフル!
 
みなさん思い思いの色を塗って楽しんでいました。
最後に、塗った後二日ほど乾かしてからお湯につけ、ノリを落とした完成がこちらになります。


かわいらしいミニ万祝