2012年3月1日

シリーズ安房国礼観音(^^)第十七番 清澄寺!!


こんにちは(・∀・)♪

安房国礼観音霊場巡りも
いよいよ後半に入ってきました!!
今日も気合をいれて更新したいとおもいます(`・ω・)!!

今日の安房国礼観音は、
『第十七番 清澄寺』を紹介します♪





清澄寺
    (せいちょうじ)
日蓮宗
    (にちれんしゅう)
山号:千光山清澄寺
奉安:十一面観世音

住所:鴨川市清澄322
電話:04-7094-0525





 
 ご詠歌:ふきはらう 月きよすみの 松風に はまよりおきに たつはしらなみ

 海抜三百六十五メートルの清澄山頂上付近に建つ山岳寺に建つ山岳寺♪

創建は宝亀二年(771)、不思議法師と名付けられた僧侶が
千光を発する柏の木で虚空蔵菩薩の仏像を彫り、
堂宇に奉ったのが開基とされています(^∀^)

そこから天台宗の大寺となり、
その後真言宗智山派となりますが、
大正期に入り日蓮聖人の銅像が完成したことでお参りの信者さんが増え、
真言宗智山派と日蓮宗との間で改宗の話し合いがもたれました。


 日蓮宗の開祖・日蓮聖人は、
鎌倉時代の天福元年(1233)、十二歳のときに小湊からこの寺に入り、
道善法師に師事し、出家得度しました!!

勉学修学に励んだ聖人は、さらに諸国に出て各宗の奥義を学び、清澄寺に帰山。
建長五年(1253)4月28日、三十二歳の時に
清澄山旭が森で立教開宗の第一声を上げました(^^)

一方、清澄寺は大正時代になると廃仏毀釈の嵐の余波と、
当地を襲った台風のため、衰微の極みに達していました。

寺の起死回生を図るには、日蓮宗に転宗帰属する以外に
道はなしという機運が高まっていたそうです(・ω・`)

そして昭和24年、清澄寺は日蓮宗に改宗し
宗門直轄の大本山として現在に至ってるそうです(・ω・)☆





大本山の名の通り、本堂、祖師堂、客殿、
信育道場、庫裏、妙見宮などの
大規模な伽藍(がらん)を擁していて、
参道の商店の賑わいも含め、その規模は
安房三十四ヵ所観音霊場の中でも随一と
いわれているそうですよ~(・▽・)☆



千年超の歴史を持つ山岳寺にふさわしく、清澄寺には巨木が多いそうです!!

境内には大きな杉の木が林立し、中門脇には大楠もあります♪



中でも仁王門を入って正面にある大杉は、
『千年杉』と言われていて、国指定の天然記念物です(°∀°)!!











根周りの太さ17.5メートル、
目通りの太さ15メートル、高さ47メートルの
老大木は、依然として樹勢良好で
見上げるものたちを圧倒します(^^)☆












展望台には、極真空手の創始者・大山倍達の記念碑が建っています!!

大山さんは、清澄寺で一年半に及ぶや山篭り修行を敢行し、
下山直後、館山で牛と格闘し、これを倒したそうです(・・;)

ここは極真空手の聖地でもあるそうです(^^)



高さ47メートルの杉!!

写真ではなく、本物を見てみたいですね♪