2012年3月2日

シリーズ安房国礼観音(^^)第十八番 石見堂!!


こんにちは(・ω・)☆

雨ですね…

館山の人気者ダッペエが
『これからは雨が降るたび、春になっていくっぺ』
ってブログ更新していました(・∀・`)♪

春が待ち遠しいですね~(^∀^)!!


今日の安房国礼観音は
『第十八番 石見堂』を紹介いたします!!




石見堂
    (いしみどう)
真言宗智山派
    (しんごんしゅうちさんは)
本尊:如意輪観世音
    (にょいりんかんぜおん)

住所:鴨川市貝渚2261-1
電話:04-7092-1793(金剛院)






ご詠歌:石見堂 まいりて沖を ながむれば ふねにたからを つむぞうれしき


漁師町の丘から磯を眺めるお堂(^^)♪

正暦四年(993)行基廻国の際、自作の観音像を安置し、
堂宇を創立したと伝えられています(・ω・`)

石見堂は、古くは海面に浮かぶ岩山の上にありましたが、
天保年間(1830~1844)に現在の地へと移されたと言われています(・∀・)!!

現在のお堂は、明治十五年(1882)に再建されたものだそうです☆


観音像は、戦時中に艦砲射撃を避けて
近所の女衆のリヤカーに
乗せられて10キロ先の山中にある白滝不動まで疎開したそうです(`・∀・)!!


ご詠歌の『船に宝を積むぞ嬉しき』の言葉通り、鴨川の漁港にほど近く、
周囲には古くからの漁村の暮らしぶりが色濃く残っています!!


観音堂の眼下にはすぐに海が広がり、
近くの磯から、鴨川松島と呼ばれる島々を見渡せる絶景だそうです!!
(鴨川松島=外房随一と言われる名勝。大小の島々(荒島、弁天島、
鵜島、雀島、波涛根島、猪貝島、海瀨島)からなる。
『新日本百景』の1つにもえらばれている(・∀・)


石見堂の向拝の龍彫刻は、二代目 武志伊八郎信常が彫ったものだそうです♪


















境内には磯村の医師であり、常盤連を主宰した俳人尾崎鳥周の句碑や
庚申塔(こうしんとう)、手水石(ちょうずせき)などがあるそうです(≧▽≦)☆





やっぱり海が多いからなんでしょうか…

安房国礼三十四ヵ所の観音霊場を詠んだ
ご詠歌には、海や波を描いたものが多いような気がします(^^)♪