夏休みが始まり、7月も終わりに近づいた今日、博物館では
夏休み子ども歴史教室「城山探検隊」
を実施しました!
今回の探検隊のメンバーは8人!
使命は、城山にどんなお城があったのかを調べること。
里見氏のうち、館山城に住んでいた9代義康・10代忠義について確認してから、まずは博物館の調査開始!
今回の探検のお供 調査手帳と探検マップ |
展示室では、城山の「ある場所」で発掘された、建物の廃材や陶磁器を見学。
さて、どこで発見されたものなんだろう? 調べたことは調査手帳にメモ! |
コースは、①切岸→②館山神社→③鹿島堀→④新御殿跡→⑤千畳敷→⑥御厩→⑦堀切
館山神社では、今から90年くらい前の写真と今の様子を比べて、何が違うのかを確認しました。
90年くらい前の写真 |
さて、何が違うでしょう? (頂上に注目!) |
今も残るお城の形跡をたどりながら、 「里見氏の時代にどんなお城が建っていたか」を想像して歩きます。
御厩(おんまや)では、足元の柱跡を確認 |
「御厩(おんまや」という名前が伝わっている場所では、
(ヒント1)発掘の結果、建物の柱跡が発見されました。
(ヒント2)展示室で見た高級な茶碗や中国製のお皿が出土しています。
(ヒント3)城山の他の場所には、「新御殿跡」という場所があります。
・・・ということは?
これらのヒントを元に、ここにどんな建物があったかをみんなで想像します。
「お客さんを迎える場所かな」
「エライ人の家?」
「じゃあ、エライ人って誰だろう?」
この下が堀切だよ! |
次に見学したのは、「堀切(ほりきり)」です。
「これは何だろう?」
「城を攻撃する敵になったつもりで、登りやすいかどうか考えてみよう!」
探検が終わり、博物館本館へゴール!
調査と探検で調べたことを元に、みんなで意見を交換します。
「里見氏の時代に天守閣はあったと思う?」という問いかけに対して、
「あった」という子と、「なかった」という子が何と半分ずつ!
それぞれ、そう思う理由を発表してくれました。
徹底討論! 天守閣はあったのか?! |
暑いなか、みんなホントによくがんばりました!
最後は笑顔で、ハイチーズ!
おつかれさまでした! |