2012年7月29日

中央公民館夏休みおもしろ教室シリーズ『科学の力実験教室』を開催しました!

7/24(火)コミュニティセンターを会場に中央公民館夏休みおもしろ教室シリーズの『科学の力実験教室』を開催。市内の小学生39名が参加してくれました。

千葉県立現代産業科学館から石井暁館長、小林努上席研究員、佐藤裕子上席研究員を講師にお迎えし『ソーラークッカーを使った蒸しパン作り』と『偏光板を使った不思議な工作「スルリン」作り』を体験しました!

夏休みの期間を活用して開催している本事業の中で、子ども達に科学や理科について興味を持ってもらいたいと開催している実験教室。
今年で2回目となりますが、昨年は天侯に恵まれずソーラークッカーは中止、工作のみの体験となってしまいました。

それでは、当日の様子です。
会場の様子
佐藤先生から日本のエネルギー事情について説明がありました!
去年は中止になってしまったソーラークッカー。今年も雲が時折かかる空模様で、ちょっと微妙な天気でしたが、こども達も楽しみにしてくれているし、やってみましょうということで、実験スタート!!
市販の蒸しパンの元を使って、チョコや抹茶、アーモンド、砂糖などをトッピング!!
名札をつけて、鍋にセット。蒸しパンになりますように(祈)
今回使ったソーラークッカーは透明のパネルがついているオーブン型。
中が密封されるため温めた空気が外に漏れず100℃近くまで温度が上がります。
温めにかかる時間は40分から1時間。上手に出来るか不安でしたが、待ち時間を利用して『偏光板を使った不思議な工作「スルリン」作り」を体験しました。
箱の真ん中に仕切りがあるのに、あら不思議!
箱の中に入れた手が仕切りをすり抜けてしまいます。
電磁波である『光』の性質を活用した実験。2枚の偏光板を組み合わせることにより、光の透過を遮断して仕切りが見えるという仕組み。
分かったような!分からないような?とにかく作った作品で家族にマジックを見せてあげようということで、こども達も小型の「スルリン」作りを楽しみました。
切る場所を間違えないように、偏光板の組み合わせを
間違えちゃうと仕切り版が見えなくなってしまうので、みんな真剣です。
1時間ほどで工作は終了。さてさて気になる蒸しパンは・・・。
時折、雲に日光をさえぎられながらも100℃近くをキープしていました。
ふっくら蒸しパンの出来上がり。
電気が無くても蒸しパンって作れるんだね~。結構、おいしいよ。
太陽の光エネルギーと光の仕組みについて勉強した1日となりました。
現代産業科学館の皆さんありがとうございました。