「収蔵資料展 職人の世界」が、館山市立博物館本館2F・特別展示室にて開催中です。
収蔵資料展 職人の世界 |
当館では、開館以来30年にわたり、市民の方々からの寄贈や購入などによって、地域の歴史やむかしの暮らしに関わる数多くの資料を収集してきました。収蔵資料展は、そうして集った7万点をこえる収蔵資料のうち、これまで展示などで公開する機会のなかったものを中心に紹介していく展示会です。
今回は「安房の職人」にスポットをあて、かつて館山市内で生業していた様々な職人の道具を紹介します。
一口に「職人」と言っても、実に沢山の職種があることが分かります。衣・食・住などのカテゴリー別に見てみても、その種類は多岐に渡っています。
展示されている徳利には、館山市内の地域名や商店名などが書かれています。市内にお住まいの方には、馴染みのある名前が見つかるかも…??
オヤビン(瓶)とコビンたち^^; |
職人さんの道具は、機能美・様式美に優れていて、目に楽しいかぎりです。施された装飾などからは、職人にとっては「命」とも言うべき道具を本当に大事にしていたのだということが、見てとれるように思えます。
大工さんの使う「スミツボ」。縁起の良い鶴と亀が彫られています。 |
いよいよ夏休みが始まりましたね。思い出作りに、また、自由研究の題材に、博物館見学などいかがでしょうか?たくさんの方のご来館をお待ちしております♪
◆概要◆
開催期間 平成24年7月7日(土)~9月2日(日)
開館時間 午前9時~午後4時45分(入館は4時30分まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は開館し、翌火曜日に休館)
会場 館山市立博物館本館(館山市館山351-2 城山公園内)
観覧料 常設展観覧料(一般300円 子供150円)に含みます
問合せ 館山市立博物館本館(TEL:0470-23-5212 FAX:0470-23-5213)
◆関連講座◆
展示解説会 日時:7月28日(土) 8月25日(土) 午後1時30分~