豊房小学校校庭のイチョウが美しかった。晩秋の風景です。 |
9年振りに開催された「豊房地区コミュニティのつどい」
満員の体育館。拍子木を打ち鳴らして入場。 |
役者さんたちの堂々とした入場。 |
平成13年の鳥取県関金町(現倉吉市)のこども歌舞伎がきっかけとなり、翌14年、40年振りに復活した「古茂口・藤原の村歌舞伎」。
平成15年、古茂口・藤原の村歌舞伎を、館山の伝統文化として、守り、育て、伝えようと設立されたのが、たてやま村歌舞伎保存会です。
今回の「白浪五人男」には、新たに館山市豊房幼稚園の園児6人が参加。
捕手を演じてくれました。
今回だけでなく、引き続いて演じてくれると嬉しいです。 |
子どもたちの演技に、御捻りが飛びます。 |
演目の白浪五人男は、歌舞伎狂言のなかでも特に有名な作品で、正式名称は、河竹黙阿弥作「青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)」といいます。
そのなかでも、稲瀬川勢揃いの場は、五人男が揃って登場する場面で、通称「白浪五人男」と呼ばれています。
五人男が、それぞれツラネと呼ばれる七五調の名台詞と、独特の見栄を切って演じるところが人気の秘密です。
大団円。
たてやま村歌舞伎保存会のみなさんは、公演直前のアクシデントにもかかわらず、一致団結して安定した素晴らしい舞台を披露してくれました。
来年は、たてやま村歌舞伎保存会が設立されて10周年の記念の年。
今から記念公演が楽しみです。
また、「豊房地区コミュニティのつどい」
神余かっこ舞保存会のみなさんが、館山市無形民俗文化財「神余日吉神社のかっこ舞」を披露してくれました。
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