館山市から米国にグリーティングカードを送る際に、ノーザンハイツ小学校のカンディーニ先生に次のようにお願いしました。
「館山の子ども宛にカードを作成していただく時に、館山の子どもの名前を書いてください、つまり、To Taro(太郎へ)というふうに宛ててください。」
「もし、館山の子どもがベリンハムの子どもに質問をしている場合、例えば、あなたはどんなスポーツが好きですか?と書いているような時は、その質問に答えていただけると幸いです。」
館山市からのお願いに対して、カンディーニ先生が子どもたちをご指導してくださったようで、たいへんありがたく思っています。
その具体例をご紹介いたします。
<質問に対して、答えてくれた編>
○その1
上のカードは、日本から米国に送ったもの。
「私は10歳です。あなたはサンタさんにどんなプレゼントを頼みますか?」という質問に対して。
それに対して、「私も10歳です。私はサンタさんにソリを頼むつもりです。」という内容のカード(上)が届きました。
○その2
上のカードは、日本から米国に送ったもの。
「私はスミレ色とイチゴとチョコレートが好きです。」と書いてあります。
子どもの一生懸命さが相手によ~く伝わった例ですね! |
そして、さらに、上のカードには次のように書いてあります。
「あなたがくれたカードは本当にスゴイ!」
「小さい女の子の折り方や山の作り方はもう最高!」
「あなたは本当に素晴らしいアーティストで、あなたが作った人は“本当の人”のように見えます」
と、すごく感動しています。
アメリカの子どもをここまで感動させる日本の子どもの「想い」もすごいし、「感動したという気持ちをストレートに相手に伝える」ことができるアメリカの子どもの感性もすごいなと思いました。
ねっ、面白いでしょ?
◎ほかにも面白いなと感じたことがありましたので、続いて紹介いたしますね。
<栞(しおり)編>
館山の子どもが作成したカードの中に、栞(しおり)付きのカードがありました。
次のカードです。
これぞ、日本文化という感じのカードです!なおかつ、館山市の木「椿」に「館山城」でしょ。 全国レベルのコンテストとかに出品してみたかったな・・・ |
次のカードがその内の1枚です。
まさに、文化の交流ですね! |
<ノーザンハイツ小学校でダッペエが人気!編>
館山から米国にカードを送る際、館山市のマスコットキャラクターであるダッペエのシールを人数分同封いたしました。
そうしたら、早速ダッペエシールを活用してくれたベリンハムのお友達がいましたので、ご紹介いたします。
ベリンハムへ送ったダッペエシール(120枚) |
ダッペエってアメリカでも違和感ないですよねぇ!って思うのは私だけ?(笑) |
ダッペエの“使いどころ”が上手だなと思いました! |
英文和訳機を使ったようで、日本語が少し変ですが、気持ちは十分伝わりますよね。 私の謎は「天目」です。意味がわかる人がいらっしゃいましたら教えてください。 |
<花火編>
これも、栞と同じで、館山の子どものカードを見本(参考?)にしたのかなと思えるカードの例です。
私もアメリカの花火を見てみたいな! |
構図がちょっと似ていると思いませんか?
ベリンハムの子どもたちに、花火やダッペエや日本の文化に興味を持ってもらえれば、とてもありがたいですね。
<これぞアメリカンって感じのカード編>
次にご紹介するのは、「なんかアメリカ人が作ったカードって感じがするよなー」って私が感じたカードです。
う~ん、アメリカの兄弟って感じですね。当たり前ですが。 |
背景が夜の黒でステキ☆ |
私の中では、これぞまさにアメリカン☆って感じのカード |
この子は縫い物仕事が好きみたいですね。小学2年生なのにスゴイなと思いました。 |
縄跳びが好きって書いてありますね。 |
<番外編>
書かれているイラスト(女の子)が、なんか日本のアニメの画風?のように感じられたのでご紹介しました。
日本の女の子に見えてしまうのは私だけ?・・・ |
ほかにも、おもしろいカードが色々あります。
ご興味を持たれた方は、是非、館山市図書館へお出でください。
グリーティングカードの展示期間は12月6日(木)までとなっております。
(M)