2012年5月14日

千葉県指定天然記念物「沼サンゴ層」見学施設の清掃を行いました。

房総半島は三方を海に囲まれ、西側が東京湾に面し、南と東側を太平洋に臨み、原始・古代より、海からの豊かな恩恵を受けてきました。

房総半島南部にある館山市では、約6,000年前の縄文海進時に生息していたサンゴの化石層が、現在の海岸から数㎞内陸に入った標高20m程のところに分布しています。

沼サンゴ層は、地層研究や化石研究の対象として古くから知られていて、誰でも観察出来るようにサンゴの化石を柵でかこった見学施設が、沼の山中にあり、現在75種類の化石が確認され、千葉県天然記念物に指定されています。




冬の間たまった落ち葉や、暖かくなり伸び始めてきた雑草類を取り除くため、見学施設の中の清掃を行いました。