2012年12月4日

馬琴生誕の地・深川で八犬伝に触れよう

『南総里見八犬伝』の著者・曲亭馬琴は、明和4年(1767)に江戸深川にあった旗本松平信成の屋敷で生まれました。
曲亭馬琴肖像(「戯作六家撰」)

この生誕地の地からほど近い場所にある、江東区深川江戸資料館では、現在、以下の
展覧会が開催されています!

タイトルは・・・
特別展「江戸の怪異と七不思議」

江戸時代は、妖怪や怪談が娯楽化・商品化された時代でした。
特に、本所や深川は、怪談や七不思議の舞台として、多く登場しています。
また、この地域に縁のある作家や浮世絵師も多く、怪談などの創作の場でもありました。

展覧会では、これらに関する資料を紹介する中で、『南総里見八犬伝』の錦絵なども展示されています。


※特別展は撮影禁止です
(許可をいただいて撮影したものです)

実は、これらの資料は館山市立博物館所蔵のもの!
現在、貸出中なのです。


展覧会は、今度の日曜(9日)までとなります。
日数があまりありませんが、怪談など怖いものがお好きな方は必見です!

ちなみに!
深川江戸資料館の常設展示室は、江戸後期の深川の町並みを再現展示したもので、
大店や長屋が立ち並んでいます。

入口ではネコの実助(まめすけ)がお出迎えだニャン!

 江戸時代にワープしたようで、とても楽しい展示ですよ!

スカイツリー見学や、深川散歩のついでにいかがでしょうか?

*************
江東区深川江戸資料館
〒135-0021 東京都江東区白河1-3-28
【休館日】第2・4月曜日、年末年始、臨時休館日
【開館時間】9:30~17:00(最終入館16:30)
【アクセス】東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄大江戸線
       清澄白河駅A3出口 徒歩3分
特別展「江戸の怪異と七不思議」は12月9日(日)まで