講師は、8月2日から4日まで長崎県で開催された「第37回全国高校総合文化祭」に千葉県代表で出場した、千葉県立安房高等学校 化学部顧問 両角治徳氏と同校化学部員。
最近、科学離れが進んでいるといわれている中、実験を通して子どもたちの科学に対する興味、関心を高めることを目的に夏休みの期間を利用して開催している講座です。
今回の講座では、5つの内容(ミッション)の実験を行い、電気分解によってできた水素と酸素で手のひらにシャボン玉を作り、火を付けて音を出す「水素でポン」や砂鉄を混ぜて作る「不思議なスライム」作りなどの実験に挑戦。子どもたちは楽しい実験に歓声を上げなら取り組んでいました。
それぞれの実験は、科学部員により、その原理なども解説され、参加した子どもたちからは、「化学部の生徒に詳しく解説してもらって何でウミホタルが光るのか、とてもよく分かった。」、「『水素でポン』の実験でシャボン玉が割れる瞬間に大きな音になってびっくりしたけど面白かった。」、「普段、学校ではできない実験ができて楽しかった。私が安房高に入れたら、化学部に入部したい。」などの感想が寄せられました。
【ダイラータンシー】
【マドラーづくり】
【不思議なスライム】
【水素でポン】
【館山市中央公民館 青少年教育事業】
夏休みおもしろ教室「安房高化学部探検隊」
目 的:小学生を対象に夏休みの期間を利用して、自然、生活などをテーマに工作、調理実習、自然体験、将棋大会を開催する。各種行事について楽しみながら学習し、自然や科学の不思議さを学ぶ機会として、また、子どもの情操を豊かに育む機会とすることを目的とする。
講 師:千葉県立安房高等学校 教諭 両角 治徳 氏(化学部顧問)
講師補助:千葉県立安房高等学校 化学部員 12名
実験内容:①ダイラータンシー ②マドラーづくり ③不思議なスライム
④水素でポン ⑤ウミホタルの観察
+⑥カーバイドキャノン
参加者数:37名(男24名、女13名)