2012年8月22日

中央公民館夏休みおもしろ教室シリーズ「親子クッキング」を開催しました。

8/21(火)コミュニティセンターを会場に中央公民館、おどや、ハウス食品㈱の共催事業「親子クッキング」を開催、15家族33人の親子の皆さんに参加していただきました。
共催事業という形態での開催は今年で3年目。今回も楽しい料理教室となりました!

ハウスといえば『カレー』でお馴染み。カレーの歴史について勉強しました。
Q1 カレーはいつ頃から日本で食べられているのでしょうか?
Q2 明治時代、カレーの中に入っていたお肉は何のお肉でしょうか?
インド⇒イギリス⇒日本と伝わったカレーについて親子で学習!
Q1の答え
正解は江戸時代の終わりごろ。当時、鎖国をしていた日本ですが、一部の日本人が西洋の文化といっしょに、カレーに出会っていました。その後の開港をきっかけに外国の商人が横浜に住みはじめ、使用人や出入りのあった日本人を通じて、他の西洋料理といっしょにカレーが日本人に伝わりました。当時、カレーは高級品。「おそば」の10倍ほどの料金が必要だったようです。

Q2の答え
正解はカエルの肉です。今や鶏肉、豚肉、牛肉など家庭によって様々ですが、当時はカエルの肉をカレーの中に入れて食べていたんですね。

さて、クッキングと進みたいところですが、おっと材料が足りない!これは大変。子ども達だけで足りない食材の買出しに出かけました。その間、保護者の皆さんはカレールーの原料となっている「スパイス」について勉強しました。
近くのスーパーまで買出しに出かけました。

スパイスをまぜてカレーのルーを作ってみました。
今度、我が家でもスパイスからカレー作りに挑戦してみよう!
さぁ材料は揃ったよ!さっそく調理に挑戦しよう!
講師には『やまクッキングスクール(船橋市津田沼)』から植山校長先生、鎌倉先生、吉田先生、五十嵐先生の4名。4班に分かれてレッツクッキング!
まずは調理の手順、注意事項を先生に教わりました!みんな真剣だね!
今日のメニューは、夏野菜たっぷりカレー、コールスローサラダ(とんがりコーン入り)、フルーチェの3品。『包丁も使うし、火も使うのでみんな気をつけながら料理をしましょうね』
玉ねぎの皮(茶色い部分)は少し水につけておくと剥がしやすいよ。コールスローサラダに入れるりんごは全部に皮の赤い部分が残るように切りましょう。カレーに入れるトマトは半分づつ入れると触感や酸味のバランスが良くなるよ。などなど、いろいろなお話も聞くことができました。
目が痛いよ~!でも玉ねぎいっぱい入れたらカレーが美味しくなるって
先生言ってたし、頑張らないと!家ではゴーグルを付けているんだけどなぁ。
パパも一緒に参加してくれました。
なすも両面をしっかり焼こう!香ばしくておいしくなるよ!!
キャベツは芯の部分も使ってコールスローに!
繊維を断ち切るように切るとやわらかくて美味しいよ!

おいしそ~!盛り付けて完成だね!!
こんな感じで出来ました。おなかすいたなぁ~。いただきま~す!
もちろん、食べ終わった後はみんなでお方付け。包丁を使う子ども達を心配そうに見守っていたお母さんたちからは、
「家ではお手伝いさせる余裕がないから、今日は子どもたちが友達と協力して料理をしている姿を見ることができて良かった。」
「この子、こんなに積極的だったかなぁ。友達がいると楽しいのか率先してお手伝いしてくれました。」
「スパイスの勉強ができて良かった。我が家のカレーもスパイスからオリジナル作りに挑戦してみます。」
子ども達からも、
「新しい友達と一緒に買い物をしたり、料理を作ることができて楽しかった。」
「玉ねぎを切るときは涙がでて大変だったけど、とっても美味しいカレーを作ることができて良かった。」
と感想をいただきました。

最後に健康課の手島管理栄養士から『カレーもインドが発祥地で遠い昔から食べ続けられている料理です。館山にも昔から食べ続けられている料理があるんだよ。』と『おらがごっつぉ』について紹介してもらいました!

楽しいクッキング教室が開催できました。おどや、ハウス食品、やまクッキングスクールの皆さん、ご協力ありがとうございました。