2012年6月13日

ジュニアリーダー初級認定講習会が行われました

先日、6月9・10日大房岬少年自然の家にて、館山市子ども会育成会連絡協議会主催ジュニアリーダー初級認定講習会が行われました。
小学5・6年生が対象で、講師は「館山市ジュニアリーダースクラブ」に所属している中高生です。

今回の講習会には、市内から33名の小学生と14名のジュニアリーダースが参加しました。

各地区の子ども会理事さんや単位子ども会会長さんも手伝ってくれ、楽しい講習会となりました。

今回はその様子を紹介いたします。

そもそも、ジュニアリーダースってなあに??とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。


ジュニアリーダーとは??
社会のルールや野外活動するときの安全な行動の方法、そしてどんな人とでも仲良くなる方法を、遊びを通して子どもたちに伝える「子どものリーダー」のことをいいます。

ジュニアリーダーになるには??
現在5・6年生のうちに、3回講習に出席すると初級が認定されます。 
もし小学生のうちに取得ができなくても、中学生になってリーダースとして活躍しながら、初級を取得することができます。
館山市では、「ジュニアリーダース」という、中学生・高校生を中心にしたクラブに所属できます。そこでは小学生のお姉さん、お兄さんとなって活躍します。

現在、館山市には20人の中高生が「ジュニアリーダース」して活動しています。
この講習会のために、ジュニアリーダースたちは4回の準備会議や、打ち合わせを経て臨みました。

さて、さっそく講習会の様子をみてみましょう!!


☆1日目☆

大房岬少年自然の家所員さんが、「安全活動」について教えてくれました。
所員さんからの質問
「みんながリーダースになって活動しているとしよう。炊事活動をしています。
自分が包丁を持っていて作業をしていた。そこに、後ろから自分の班の小学生が抱きついてきてけがをしてしまった。さて、どうしたら、けがをしないですんだんだろう。」

と、いうものに対して班別に考え、発表しました。

「作業を行う前に、小学生に説明する」
「背を向けて作業しない」

など、たくさんの意見がでました。

まず、班ごとに意見を出しあってまとめました




次の時間は、たくさん身体を動かしてスポーツレクを楽しみました。
所員さんが教えてくれたものや、リーダースが主役となって小学生のみんなに説明します。




そして、夜はキャンドルサービス。

火の神が、講習生が仲良く2日目も楽しく過ごせるようにお話しているところ

火の神が登場すると、とても神聖な気持ちになりました。

そして、部屋へ帰ってトークタイム。
なかなか寝ません。(というか、興奮して寝れなかったようです)

こうして、学校以外の友達と話すのも貴重な体験です。

そして・・・

☆2日目☆
昨日は、大雨でしたが、今日はどんどん太陽が顔を出しとても良い天気になりました!!
予定通り、野外活動の「ウォーラリー」を実施しました。

理事さんはこのウォークラリーで、小学生の班について安全面を見守ってくれました。
ありがとうございました。

暑い中、レクを覚えます。これは『トマト』というレクを覚えている途中です。ちょっと疲れがでてきたかな

みんな、楽しくレクを覚えながらゴールを目指します。
最後のゴールでは、今回の講習会のテーマソング(子ども達は略してテマソンと言ってました)
を大声で歌うという課題でした。

その後、昼食を食べて壁新聞を作成。

この2日間を振り返って、学んだこと・大変だったこと・楽しかったことをみんなで協力して完成させました。

ジュニアリーダースのアドバイスを受けながら、班で協力して壁新聞を作成していきます


小学生は、布団のたたみ方などの基本的なことから団体行動で大切なことなどを学び、充実した2日間になったようです。


子どもたちが学ぶ場所は、「学校」だけではないし
また、「先生」と呼ばれる人以外からもたくさんの「学び」や「気づき」があるのだと、
小学生たちをみて、改めて思いました。


ジュニアリーダースたちも、小学生をまとめたり、人前で話すことの大変さを感じて
ひとまわり成長したように思いました。

協力してくださった、大房岬少年自然の家所員さん、
各地区理事・単位子ども会会長さんありがとうございました。

12月に講習会を予定しておりますので、是非興味がある方ご参加ください。
また、なにかご不明な点などございましたら生涯学習課(0470-22-3698)まで、お問い合わせください。

また、子どもたちが作成した壁新聞は7月中旬から夏休みまで館山市コミュニティセンターロビーにて掲示予定です。
是非、子ども達の作品をみにきてください!!

子ども会についてもっと知ろう!!
千葉県子ども会育成連合会 http://kenkoren.org/index.htm